【書録】旅のかたち
今日インタビューをさせてもらった中で、
旅に関する考えが多少すっきりしたので、
備忘録としてまとめておく回。
6月、海外に行くかずーっと悩んでいました。
単純に、経済的余裕もないし、
これっていう行きたい国もなくて。
旅に時間をかけていいものか、
すっごく考えていました。
なので、
私は旅に何を求めているのだろう、
どうして旅に出たいんだろう、と
考えていたところでした。
でも、なかなか分からず…。
試しに、これまで行った旅のなかで楽しかった場面を、
思いつく限り書き出したみたら、
ある共通点があったのです。
そして、ぼんやりと浮かんでいた考えが、
人と話すことによって昇華されたように思います。
それは、
そこに暮らしている人に話を聞いた時。
ちょっと言い換えると、
そこに暮らしている人の目線を少しでも理解できた時。
いい感じにまとめてみると、
その土地に流れる空気に触れ、その土地で生きる人の目を借りるような感覚。
これが、自分が一番旅に求めているものなのかもしれません。
そして、この感覚は、
単なる観光客として訪れるだけでは分かりにくいものかなと。
働いたり、同じ経験を共有したり。
そういった中で交わす会話のなかに、
その感覚を得るヒントがあるような気がします。
だから、やっぱり。
何か月かかけて、自分が面白いなと思った土地で、
その土地で使われている言葉を使って、実際に暮らしてみる。
これが、自分が求めている旅のスタイルなのかもなーと。
いつ実現できるかは分からないけれど、
いつかは叶えたい夢。
*ももろさんのイラストをお借りしました!!
2023/06/10
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