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マッチングアプリと私。

マッチングアプリと聞くと昨年のM-1グランプリのニューヨークの決勝ネタを思い出し、条件反射的にニヤニヤしてしまう私です。(「マッチングアプリ〜がい〜ちばんでーあーえる♫」とノリノリで歌う嶋佐さんに脳内でハモる)

そんな私、マッチングアプリなんてもしかしたら相手が連続殺人鬼かもしれないじゃん!そんなの恐ろしくて絶対無理!とかのたまっていたのに、約2年前、あまりにも日常に無風状態が続くため危機感に煽られひっそりとチャレンジしてみました。

数人とお会いした後その中でまぁ悪くないかなと思った方から交際を申し込まれ、その時点ですごく好きというわけではなかったのですが、「付き合っていくうちに好きになっていくかもしれないし」と自分に言い聞かせ、お受けしました。

この33年間で付き合ってから好きなったことなんて一度もなく(自分からめちゃくちゃ好きにならないと付き合う気に全くならなかったので、そもそもそんな相手と付き合ったことはないのですが)自分は、お試しで付き合ってたらすごく好きになっちゃって上手くいくというタイプとは真逆だと自覚していたのに。

結果的に言うと、やはり人の性格(性質?)とはそうそう簡単に変わるものではなく、3ヶ月ぐらいで限界を迎えお別れをしました。

なのですが!その経緯が結構自分の中で「信じられない!」と思うもので…

何回かデートを重ねる中で、少し価値観が違うかも?と思うところはありつつも、急速に嫌いになることも逆にめちゃくちゃ好きになるわけでもなく、「まぁ、まだ数週間で相手のことなんて分からないよな」と思いながら過ごしておりました。

しかーし、事件は起きたのです。

ある休日、お仕事で大変お世話になった方がお亡くなりになったと連絡が入り、会社の人たちとお葬式への参列やお香典のことなどをグループLINEでずっとやり取りしていたんです。

その日はデートの約束だったので、彼が隣にいるにも関わらずバタバタとやり取りをしていて、彼としてはまぁいい気分ではなかったと思います。

ですが、お仕事でお世話になった方のお葬式の話です。正直、それはデートよりも絶対に優先されるべきことだと思います。社会人としてというよりも、人として。

私としてもかなり悲しみを堪えていたわけです。

ですが、「ごめんね。でも本当にお世話になった方だったから…ついこの間もお仕事一緒にさせていただいて……」とつぶやいた私に彼は、

「でもさ、しょうがないじゃん」

と冷たく言い放ったのです。苦笑いみたいな顔で。

その瞬間、あ、無理。こんな人絶対無理。となり、直接言うと逆上されそうな雰囲気があり怖かったので、ご 後日LINEでお別れを言いました。きちんと理由もお伝えし(上記の本当の理由は言えないけど)丁寧に送ったけど、そのLINEは無視でした。

いや、中学生かよ。


長々と語ってしまいましたが、要するに、恋愛や人生における選択において、正解不正解なんて誰にも分からないけど、この時私が学んだのは、そんな不確実な事柄の中で、自分の中の勘というものはかなり頼りになるものなのだと。

…ということで、この教訓を念頭に置き、独女32歳(間もなく33。怖)マッチングアプリリベンジを決意しました。ということもなにも、友達からマッチングアプリで彼氏作った連絡が来て影響されたのと、転職してまだ1ヶ月の仕事があまりにも辛すぎて、支えになる人がほしい!となんとも他人任せで自分本位な子供みたいな感情が湧き上がってきてしまったからなんだけれど(笑)

同じコミュニティー内で素性をよく知る相手じゃないと好きになれないタイプの私が今回の挑戦でどんな結果を出せるのか……

出せるのかというかもう、神頼みです。頼むよ神。


追記。

とにかくああだこうだ考えず、最低5、6人に実際に会ってみて、それからああだこうだ言うことに決めました。

今、4人の方に会ってみたので、もう少ししたら諸々書きたいと思います。

既にああだこうだ言いたくて堪らない!!笑


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