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大好きなオーストラリア、またね!

メルボルンのロックダウン延長を聞き、「やっぱりか・・・」
と思いながら、テキパキと荷物を詰めていた先週末。
あっという間に1週間が経っている・・・。早い!


今日は、メルボルンからシドニーへ、そしてシドニーから羽田までのストーリーを書き留めようと思います^^写真と共にお届けします。
帰国までの流れが誰かの役に立てば嬉しいです。



メルボルンにはSky Busという、メルボルン市内のサザンクロス駅からメルボルン空港までの送迎バスがあるので、いつも通り、それを利用して移動。

普段はWEBからチケット予約・購入ができるのですが、
コロナの影響でそれが出来ませんでした。

問い合わせのメールを送ったところ、
バス乗り場の近くにKiosksがあるからそこで行うようにと、返事をもらいました。

Kiosksってなんぞや?と思いながら、乗り場のところまで行き、
それを見つけ、チケット購入。機械扱うの怖かった・・・。
(支払いはクレジットカードONLY。)


バスの運転手さんと、他の乗客さんも気さくで車内がすごく明るかった。
オーストラリア人の大らかで親しみやすい人柄が大好きだ!


メルボルン空港についてビックリ。予想以上に人がいた。

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写真には入りきれてないけど、左側にも2、3レーンあって行列。


それ以上に驚いたのが、預け入れる荷物に付けるタグを、自分で発行すること。
私にとって初めての経験だったので、通常からこんな風になってるのかは分からないんだけど。ちょっとだいぶ焦った。(機械オンチ)


おそるおそる機械を扱い、航空券とタグを出すことに成功!
そして荷物を預けるための列に並び、また機械操作。


荷物のキロ数を勘違いしていた私は、機械でエラーが出て大慌て。
スタッフさんがすぐに対応してくれて、4キロ超過分($60)を払うことに・・・泣
(ここで荷物を減らしておけば良かったと、のちのち後悔するのです。)


出発ゲートを通る前に、


・検温
・過去14日以内の健康状態の確認
・現在の健康状態の確認
・NSW入州許可証の提示
・シドニーから羽田行きの航空券の提示


を行いました。そして手荷物と身体チェック。これはいつも通り。


搭乗ゲートで長蛇の列。
時間になっても全く動く気配がなかったから怖くなって、
前にいたおじいちゃんに「シドニーに行くよね?」って聞いて、列が間違ってないことを確認。


おそらく機内は満員でした。少し遅延したけど、搭乗しシドニーへ。

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良い天気だったのが救い。雲ひとつない快晴でした。
私の後ろには小さい男の子とママ。
「What is it? Why?」ってママに色んな事をずっと尋ねてて可愛かった^^


私は飛行機は毎回、窓側。

「景色が見たい」

ただそれだけの理由です。
トイレには行きづらいんだけどね!笑


空からのメルボルンの景色もこれでひとまず見納め。
オーストラリアの大きさを改めて実感するのが空の上。広いな~。

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シドニーに近づくと、面白いことに景色は一変!
さすがオーストラリア第一の都市!初シドニーでした。

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港の景色がいまだに焼き付いてる。
白い帆のヨットがたくさん停泊してあって、青い海と空とのコントラストが
めちゃくちゃ綺麗だった。いつか観光に行こう。


飛行機を降りる時は、10人ずつ、前から順番に降りていく流れ。
客室乗務員も「こんなの初めてだから、正しいのか、うまくいくのかも分からないけど、やってみる」と笑って言っていました。


飛行機を降りて、誘導されるがまま、荷物が流れているところへ。
写真のように等間隔でイスが置いてあって、ここで待つように指示を受けました。
機内で書いた書類や、次のフライトの確認等を検査官と一緒に行いました。

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↓チェック後、このようなカードを渡されました。

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ラッキーなことに、隣に座っていたオーストラリ人のお姉さんがとっても気さくだったおかげで楽しい時間を過ごせました^^
オーストラリア人、大好き!


荷物が目の前で回っているのを見ながら、
「私の荷物が5周くらいしてるのを見てるんだけど」と二人で大笑い。
わたしたちは次のフライトが夜だったこともあり、待機時間はかなり長かったです。トータルで4,5時間くらい。

お姉さんがクッキーくれた☆

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そして検査官から、待機している全員にスナックと水の配布もありました。

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たくさんの人たちが荷物を取って、立ち去る中、待機組もどんどんと減っていき、18時くらいになると、残っている人は、全部で6人くらいに。
同じフライトの人と喋ったり、バケットリストを書いたり、
そうやって時間を潰していました。


さすがにもう夜ご飯の時間帯、

「お腹が空かないわけがない。」
「スナックだけでしのげるわけがない。」「とにかくしんどい」
そうお姉さんと二人で話しているときに、気さくな警察官が話に入ってきて、ここでお姉さん、なんと、

警察官に直談判!


スナックだけじゃさすがにキツいこと、お腹が空いてること云々を色々伝えると、女性警察官があっさりと、
「何か食べたい?あると思う。持ってくるよ」と全員分の軽食を持ってきてくれました。
お姉さんブラボー!!!二人でエア・ハイファイブ!

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お姉さんが素直に自分の気持ちを表に出して、どうにかしてほしいと言う姿は、私には良い意味で衝撃的だった。
クレーマー的な感じじゃなくて、本当にナチュラルに嫌味がない感じだった。


私自身、あのとき間違いなく自分の置かれた状況を我慢しようとしてたし、しないといけないと思った。

だけど、我慢することなく伝えてもいいんだなって思った。
お姉さんに「あなたのおかげ、ありがとう」と伝えると
「ちゃんと言わないとね~」って彼女は笑ってました^^
お姉さんの姿から、学びを得た貴重な瞬間だったな~。

そして警察官や検査官の気さくなことよ・・・。
食事中も気にかけて喋りかけてくれて、優しかった。


何度も言うけど、オーストラリアのこういうところが大好き!


そして食事を済ませ、警察官に誘導され、ようやく搭乗手続きへ。



メルボルンの空港で荷物超過だったので、もちろんシドニーでも。笑
受付の女性スタッフから、

「こっちの荷物はオーバーじゃないけど、スーツケースが重すぎるから、
ケースからなんとか移して?そしたら超過料金払わなくていいから。」


と促され、でもどう考えてもスーツケースから、もう一つのバッグの方に荷物を移すことは不可能だったため、破棄する羽目に・・・。
え?もうお金払えばよくない?と思いつつも、荷物の整理。
まさか空港でスーツケースを広げることになるなんて思っていなかったから、最後にテキトーにポンポン詰めた下着が見えそうになった時は、恥ずかしすぎて死にたくなった(笑)


あとで超過料金調べてみると「2万」だったことが発覚。
お金払えばよくない?と思った自分を殴りたい(笑)
スタッフさんありがとう。2万はさすがに払えませんでした。笑



荷物検査も身体検査もクリアして、搭乗ゲートへ。

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こんな感じで、封鎖されてる店が多かったし、使用できるトイレも限られていました。コロナめ・・・。


そして、搭乗。楽しみにしていたのは機内食。(そのためにフライトまでの空き時間なにも食べなかった)


じゃーん!

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チキンカレー♪ 食後のデザートにアイスも。
お腹空いていたので、前菜に入ってた大嫌いなネギもペロリ。
いつもみたいな苦みを一切感じなかった。びっくりした。


それから映画を一本見て、就寝。
寝てる時間がほとんどだった空の旅だったけど、文句なしの良い時間でした。
機長のアナウンスがなぜかお気に入り。共感してくれる人いませんか?笑



こうして、私のオーストラリア生活は、一旦、幕を閉じました。セツナイ。

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人のあったかさに触れた帰国までの旅でした。


特殊で、特別な時間だったから、一生忘れないな~。


コロナは憎いけど、忘れてた何かを気づかせてくれる事がある。


憎いけど!笑



ただただ、一日でも早く終息することを願ってます。


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