見出し画像

〘詩〙ごじゅうろく。












過去を置き去りにして
進もうとするけれど

どうしてもそいつがシャツの裾を
強く引っ張って
僕を振り返らせようとする。

信じようとする度に
突き落とされて
心の背骨は折れてしまった。

臆病になった僕は
誰にも近付かず
誰も近付けはしなかった。

独りの寂しさの方が痛みは少ない。
そう思った。

僕を求めてくれた君と
僕が求めて希望を奪った人たちに
出来ることなど何もないことを知った。

その日からずっと
罪悪感と失望漬けの日々を
繰り返している。

何処で何を間違えたのか。

今もわからないまま
沈む夕陽をただ、見つめている。











@ゆんゆん



  







#詩 #つぶやき #心 #ありがとう  
#ゆんゆん  







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?