【代表Blog】漁師さんが主役の港のクリーンアップアクション物語が産声を上げた日
こんにちは、Ellange株式会社代表の関幸太郎です。
2023年12月22日(金)に銚子漁港中堤防のクリーンアップ(清掃活動)を銚子/飯岡漁港に所属している2そうまき船団の方々と合同で行いました。当社はある船主さんより声を掛けて頂き、当社からは私を含め3名で参加しました。
① 漁師さんが主役の港や海を守っていこうというクリーンアップアクション物語が産声を上げた日
この日の港の清掃活動は単なる清掃活動ではなく、これからの漁業コミュニティの未来にとってとても価値ある活動であったと思っています。
それは
漁業者の皆様の判断で使わなくなった漁網をゴミとしての処分ではなく、リサイクルに回そうと判断して下さったから
です。
これはこれから始まる
漁師さんたちが主役の港や海を守っていこうというクリーンアップアクション物語が産声を上げた日
であると思っています。
漁師さんたちはみんな港を綺麗に保ちたいけれども、それを実現する手段がなかっただけ
です。
同時に当社のリサイクルプログラムがこれらの課題に対して有効な解決策であることを実感することが出来ました。
これらの網は当社で回収・計量され幾らかのお金となり漁師さんたちへの副収入となります。
② 大量に廃棄されている家庭ゴミ
一方でまだまだ課題も残されています。
それは大量の家庭ゴミの廃棄です。
私が見る限りほとんどが漁具(漁網など)以外であったように思えます。
これらの家庭ゴミの処分は漁師さんたちが費用を負担して行われています。無責任な行動によって責任を負わされるのは使用者側です。港を訪れた外部の人が、港に置かれている少し使い古された漁網を放置されているゴミとして認知し、不法投棄を助長してしまっている気がしています。
この現状を解決する為には、常に港をクリーン(綺麗)な状態に保つことが不可欠であると考えています。
③ 使われなくなった網を速やかに回収することで港をクリーン(綺麗)な状態に保つ
私たちに出来ることは使われなくなった網を速やかに回収することで港をクリーン(綺麗)な状態に保つことです。
港は全ての物語の発着点です。
港を大切にしていくことから全ては始まります。
④ 銚子漁港を日本一クリーンな港に
当社が網を回収させて頂いている船の多くは銚子漁港に停泊しています。
つまり私たちにとって最も重要な港です。
銚子/飯岡の船の方々と共にクリーンな港を、そして豊かな海を守っていくために出来るアクションを積み重ねていきたいと考えています。
漁師の皆様、貴重な機会を頂きましてありがとうございました。
Ellange株式会社 代表 関 幸太郎
当社の事業「NetPlusJapanProgram」の運営
当社は漁師さんたちから廃棄予定の漁網を有価(Kg単価)で購入・回収し、100%追跡可能な使用済漁網のみによって作られるリサイクルナイロン原料"NetPlus"の製造を行っています。
製造工程は裁断/洗浄/乾燥/粉砕を行います。
"Netplus"はBureo社(https://bureo.co/)の商標です。
"NetPlus”はPatagonia社(https://www.patagonia.jp/home/)のダウンセーターやバギーズなどの製品で採用されています。
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