旅日記2024 イタリア1
今回は子どもたちにとって初イタリアなので、初心者らしいコースを回った。わたしはイタリアはこれで3度目だけれど、各旅10年ぐらい間が空いているので前世のあわい記憶しかなく、同じ場所でも全然問題なく楽しめた。旅行中思ったことをメモしておいたので、それをほぼそのまま出します。超個人的な想い出で、ガイド的なものではありません。
ちなみにうちの旅行の移動は公共交通機関、ホテルは星3つまでの合宿めいた旅行なので、バケーションのためのホテルは最低でも星4つ、やっぱりイタリアに来たらボッテガとフェンディぐらいは自分へのご褒美に、ね?と思う人はここで解散です。
6/23(日)-24(月) DC-NJ-ナポリ→DC-フランクフルト-ナポリ
NJ行きの機体に問題があり、いきなり出発の見込みが立たない。このまま待っていると1日遅れで到着することになりそう。夫が他の便を検索すると別の空港からのフランクフルト行きの便にラスト4席を発見、そちらに急遽変更してタクシーを飛ばして移動。去年の冬から飛行機はなにかとトラブルがあって、予定通りに出発できたことがない…
朝、エレベーターでちょっと雑談したスタッフの方(奥さんが日本人だそう)がたまたまカウンターにいて、振替フライトの手順をさくさくと教えてくれてありがたかった。色々あるけど結局運はいいと思う。
DCからフランクフルトまで7時間。日本行きの13時間に比べると楽勝。ルフトハンザのおしゃれなラウンジをほー、と見ている間に乗り継ぎ時間。ナポリまで約2時間。
ナポリのガリバルディ駅周辺はちょっと荒れた雰囲気。横断歩道が少ないし、かといって車が道を譲ってくれるということは全くない。アメリカや日本の感覚で立っていると永遠に道を渡ることができない。お前が止まらなくても俺は渡る!「お、やんのか?」というつよいきもちで渡らないといけない。子どもたちは結構引いていた。
ホテルは星3つだったが、ほんとか?というような部屋。お気持ち程度仕切りました、というようなぺなぺなの仕切りのシャワーブース、巨大なトイレ(高すぎて足がつかない&便座が広すぎて落ちそう)、そして外の騒音を全く防いでくれない窓。子どもたちは結構引いていた。
疲れ果てていたけれど気力を振り絞って考古学博物館へ。ポンペイのところだけ集中的に見る。ポンペイの性的な展示エリアは人種を問わずみんな大はしゃぎ。
シャンプーやティッシュを買いに外出。ミニメルカート(コンビニのような、まいばすけっとのようなお店)に入ったが見つからなかったので、店を出ようとしたら、かばんの中をあらためさせてほしいと言われた。万引きと間違われるほどみすぼらしかった…?とちょっとショックだったのだけど、そういえばここの人たちは「買いたいもの、少なくとも購入を検討したいものがあるから店に行く」のだった。別のミニメルカートでティッシュありませんか?と聞いたら、絶対客からは見えない天井近くの棚にあるのをジャンプして取ってくれた。ファーマシーでもほとんどの品物が鍵のかかった棚にはいっていて、店員さんに出してもらうスタイル。ふらっと店に入って、ぶらぶら見て何も買わずに店を出るというのは日本やアメリカでは割と普通のことだけど、ここでは異様なのだと思う。大きいスーパーやお土産屋は大丈夫だけど、小さめのお店での買い物にはちょっと覚悟が要る。
くたびれた洗濯物があちこちに干してあっていい感じ。アメリカでは景観を損ねるからという理由で外に洗濯物を干すことを禁止されているところが多い。
晩ごはんはバッファローモッツァレラのマルゲリータ。炭酸水は子どもに不評。
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