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同人誌の発行部数はどうする問題

こんにちは、倉くらのです!
2月のオンラインイベントで全年齢BLの短編集を発行予定の者です。
このシリーズも第6弾に突入しました。
まだあと数回ほど続きます。


こんな本を作る予定です


もうすでに印刷所に予約はしてあって、試し刷りは12月20日頃、本番は1月末に刷り上がる予定です。
部数も決めました。

部数決めはかなり悩みました……。
初めての発行だから何冊出るのか全然読めない…。
今回は悩みに悩んだ部数に関して書いていきたいと思います!



■初めに考えた部数


10部です。
初心者は10部でいいってネットのどこかで見たことがあったから。
何なら5部でもいいと思っていました。1部売れれば御の字だと考えていて、あんまり刷って在庫を抱えたくないという思いゆえ。

あとBOOTHの販売ページを在庫なしの表記にしてみたいから…っていう憧れもあったので、最初の段階ではこれぐらいと考えていました。

■事前に欲しいと言ってくれる方がいた


ところが同人誌制作を進めて行くうちに嬉しい誤算が発生しました。
まだ制作も終わっていない段階ですのに欲しいと言って下さる方が数名出現したんです。
え、本当に?! ドッキリじゃなくて?
こんな嬉しいことある?!

1冊も売れずに失意で終わるということがこれで回避できました。ほっ。
ありがとうございます!!

しかしそうなると心配になってくるのは、少なく刷りすぎて欲しいと言ってくださった方の手に渡らなくなること。
オンラインイベント期間中の売り切れだけは絶対に避けたいと思うようになりました。
予約という方法も考えたんですけど…今回はなしで。

そうすると売り切れが絶対に起こらないだろう部数にしなければなりません。

■あまり長期間に渡って売るのは難しい



かといって、刷りすぎて長期間に渡って手元に置いとくのは難しいと思っています。
というのは、私は修正魔でして……。
ある程度の期間が経つと、自分の文章の未熟さに気付いて修正したくなる病を抱えているからです。

直したい…直したい……ってなります。

紙の欠点は容易に修正ができないということですね。
今回見直しをしっかり重ねて発行するので、当面はその病も発症しないようにしますが、持って2年ぐらいかな…って思っています。

なので、2年以内に売り切るのが理想です。

今回の同人誌は売り切れたらそのまま終了で、増刷などは考えていません。
増刷するとなると絶対に修正したくなるので。
ですが修正して発行などの手間を考えると、それはちょっと難しい。
限られた執筆時間、何を優先するかって考えると…やっぱり新しい話を書きたいって思ってしまうので。

■唯一の例外は対になる本を出した時


2年以内に売り切りたいとか、増刷はしないとか面倒くさいことばかり考えている私ですが、唯一増刷するとしたら対になる本を作った時かなって思っています。
まだ最初の本も完成していないのに、次について考えちゃうのは悪い癖なんですが……。あれこれ構想を練っている時が一番楽しいのでお付き合いください。

今回「青い本」を作っています。
テーマは「尊い」で西洋風ファンタジー・読後爽やかな綺麗なものを集めた物語になっています。
その対になる本ということでいつか「赤い本」を作るのも楽しそうだなぁって思っているんです。

ちょっと薄暗い系・和風のお話を中心にした物語。これもまた尊いに並んで私が好きな傾向の一つです。
セットで並べて販売しても素敵だなーって。
赤い本発行の時に青い本が少なくなっていたり売り切れていたら増刷を考えます。これが唯一の増刷を考える時。

しかし肝心の赤い本の中身を全く書いてないから、実現する可能性は限りなく低いです(笑)
頭の中で考えてくふくふと楽しんでいるだけです。

今のところは、増刷ナシの売り切れ次第終了! これで行きたいと思います。

■肝心の部数


話が色々逸れてしまいましたが、肝心の部数はどうしたのか。

世間で言われている売れずとも懐が痛まない金額、これを参考にしました。
印刷所の料金表と部数をじろじろと眺めながら長いこと考え抜いて……。

30部にしました!!!

30も刷って大丈夫なのか……果たして2年以内に売れるの……?
不安は尽きないというか、不安しかないけど、20と30でそんなに金額が変わらなかったから、もういっそのこと…! とやってしまいました。

同人活動2年目は色々好調だったから、今年一年活動を頑張って来たご褒美です。そう、自分自身へのクリスマスプレゼント。

そんなわけで、十分すぎるほど冊数はあるので、イベント中に売り切れることはないと思われますからご安心ください!

それでは本日もお読みいただきありがとうございました!

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