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夢を叶えることができたのは同人小説のDL販売のおかげ

こんにちは。倉くらのです。
昔ちょこっとだけ同人活動しており、最近になってからまた活動再開しました。
オリジナルの小説作品を作っています。

今回は小説のDL販売のお陰で夢が叶った話をしようと思います。

■ゲーム制作に憧れる



私は昔から乙女ゲームというものが大好きで、商業作品、同人作品問わずプレイしていました。そうして作品に触れる中でいつかは自分も恋愛ゲーム制作をしてみたいと憧れを抱いていました。

しかしゲームを作るハードルはかなり高くて、まずイラストの準備が出来ないという壁にぶち当たります。
クリエイターさんにお願いするという方法もありますが、立ち絵からCGから頼んだらウン万円の世界。10万は軽く超えるでしょう。

しかも売れるか分からない作品にその額を出せるかというと否です。
そそり立つ壁のような困難ばかりが目の前にあって、とても素人には無理だと早々に悟りました。

■DLsiteのノベルコーナーとの出会い


それでも夢を諦められずにいたある時、「DLsiteがるまに」のあるページに辿り着きます。そこにはノベルジャンルのコーナーというものがありました。

DLsiteは前から使っていましたが全然気づきませんでした。私がゲームジャンル以外興味が無かったせいです。

何気なくそのコーナーを見ていると表紙イラストが無い作品がほとんど。しかも売れている!
天啓を受けたぐらいの衝撃でした。
小説のDL販売。こういう形の売り方もあるのかと。
同人小説といえば紙媒体しか知らなかったので…。

とにかく表紙が無くてもいいのがありがたいと思いました。同人小説を販売するにあたってもぶつかるのは表紙イラスト問題だったから。
敷居が低くてこれなら私にも無理なく出来るんじゃないか。昔ちょこっとだけ小説を書いた経験も生かせるかもしれないと。

■ジャンルを決める



販売作品をリサーチしていると全年齢作品もあるけれど、R18な年齢指定作品の方が売れていることに気付きました。
これまでR18は書いたことが無かったけど、少しでも売れる可能性に賭けてやってみようと思いました。

そこでちょうどその時ハマっていたBLジャンルでいこうと決意。
憧れていたゲーム風な感じで、恋愛相手は3人準備。始まりは同じだけど、テーマを決めて途中から全く別の展開にしていきました。
BLも年齢指定作品も書くのが初めてだったので、かなり四苦八苦しましたが何とか書き上がりました。

思いの外1人1人の話が長くなったので3部作に分けて、シリーズ1から1ヶ月ごと順番に販売することにしました。

表紙は自分で準備しました。(作品に合わせた簡単な背景+タイトル+作品の傾向を描いただけ)そしてシリーズ1をいざ販売してみました。

■奇跡的に売れた



販売したものは、幸いなことに売れました!
最初はたった1冊売れただけでしたが、すごく嬉しくてあの時の感動は忘れられません。
その後シリーズ2.3を出したり、他作品を販売したり、表紙やサンプル画像などを変えたりと試行錯誤を重ねながらやっていたら全体的にのろのろと販売数が伸びていきました。

すごく売れたという訳ではないのですが、1冊売れればありがたいと思っていたので大満足の結果になりました!

紙の同人誌も憧れるけど、製本代など費用面を考えるとなかなか手が出ません。
コミケに出ることは無いだろうし、在庫も抱えたく無いので…。

しかしDL販売はデータを準備するだけ!
0円で始められます。
この販売形態のお陰でゲームを作りたいという夢は少し形を変えたけど、無事に叶えることが出来ました。

■また新たな夢ができる



今は売り上げでその作品のイラストを依頼することができました。
今後は3部作をまとめて1つの作品に仕上げて売りたいというまた別の夢ができました。
(追記)現在無事に発売しました!


というわけで、今回は夢を叶えることができたのは小説のDL販売のおかげという話でした。

最後までお読みいただきありがとうございました!



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