ガルパンがなぜコンテンツとして持続しているのかという考察
エンターwwwエンターwwwミッションw早くwwここにおいでwww一生懸命追いかけたいよwwwだから一緒カモーンw
こんにちわ、ガールズ&パンツァーを初期だけ知っている者です。
ここ最近、いろいろなコンテンツ論を考察していく中でガルパンがオタクコンテンツとしてトップクラスに成功しつつあることに気づいた。
正直オタクコンテンツとしての理想系の未来がここにはある。
まずオタク用語で歪められた「聖地巡礼」という言葉において現役で最も生きているコンテンツ、これはアニメでは最上級に成功しているのがガールズ&パンツァーといっても過言ではない。
聖地巡礼という概念におき自治体規模で最も成功しているパターンとして、きっとアニメと地域コラボを研究なさっている方でさえ異論が無いだろうと思われる。
ネットアニメ文化が全盛期だった頃に比べたら聖地巡礼文化というのは細々と歴女のものとして生きているくらいで、男性主体コンテンツからは昔のオタクのノリも含めて失われてしまった。
そういうところ寂しいなぁと思う古参ネット民としては、ガルパンはその血脈を脈々と受け継いでいると思うのだ。
ある意味で絶滅しかけていた「オタク先住民最後の秘境」がここにある!
まずガルパンのいいところを先に申し上げるとでござるが、コポォwこれは失敬w拙者ついついオタク的な語り口になるでござるよwここについてこれない香具師はブラウザバックで逝ってヨシw
まずガルパンは戦車アニメということが大前提でござるな。
アーユーオーケー?
そしてワタシは戦車が大好きなこともアーユーオーケー?
この基礎認識必要ネー、そしてこの寒いノリについてこれる人だけセクシーサンキューね〜
それで、やはりガルパンの魅力といえばほとんど無二と言っていいくらい戦車に焦点を当てた日本アニメ史上、戦車アニメの金字塔ということになる。
つまり事実上戦車マニアが戦車のアニメ作品を見ようと思うとガルパン一択というわけだ。自分はガルパン以前から戦車好きだったからこそわかるけども、それまで戦車というのは花形ポジションではなかった。
え、戦車?みたいな。もちろん今でもそういう認識の方々が大半でしょう。
別に狭い戦車界隈を分からない一般人共は〜と排他的に語りたがるオタクの悪癖を披露したいわけではない。
これを自分は「難民理論」と名付けているのだが、要はコンテンツの居場所がないディアスポラの人々が約束の地として唯一無二の場所に結集しているのだと考えている。
例えばロボットアニメが軒並み衰退して、皆仕方なくガンダムに集まっている現象のように最後の拠り所として難民収容所のようになっている現象を指すわけだ。
この難民理論や過疎化理論はあらゆるコンテンツに応用可能かつ、今後も使いたいと思うのでこの用語は要チェック!
秋山殿「そしてこのこの難民理論としてほとんど独歩的に支持を集めているのがガルパンなのであります!つまり戦車好きは私達に集まらざるを得ないわけであります!」
要約:戦車サーの姫がガルパンである
つまりこのガルパンがハブ空港のような役割を果たしており、日本のみならず世界中の戦車コミュニティを結びつけている拠点となっているのだ。
戦車世界の沼にハマるならもはやガルパンは必須、そして従来の戦車オタもガルパンを認めているしその貢献をリスペクトしている。
軍艦オタの海豚野郎共「はぁ〜艦これのせでサジェスト汚染されてつれぇわ〜俺ら艦これもアズレンの興味ねぇし、これだから萌豚は〜ため息でるわぁ〜」
我らが戦車陸豚「ガルパンのおかげで新キットも出て衰退していた陸軍界が復活したのであります!ガルパン経由?全然オッケーオッケー!てっかローラの物真似〜w」
これだからエリート組織に囚われた海軍の奴らは〜俺ら陸軍は誰でもウェルカムだから〜
って感じで基本戦車オタってガルパンに悪い印象を持っていない。
海豚(うみぶたであってイルカではない)の排他的なエリート思想と比べて、陸軍オタは初心者に優しい。少なくとも自分はそうあるべきだと心がけているし、海軍オタみたいな陰湿な奴らは陸軍界でみかけたことがない。正直戦前も海が5億%悪いですからほんまにね笑
海オタの奴らは本当に陰湿で自分が艦これオタだと思われるとめちゃくちゃ拒否反応を示す極度のオタクであって、陰キャの悪いところを凝縮したような存在に成り果てている。
しかし我々陽キャ軍団の陸オタは、常に新入部員に優しいイケメンであります!(一応補足するとこれはわざとやっている陸海対立ジョークである)
ただこれは真理で、従来の海軍好きは艦これみたいな「萌軟弱化」を異様に敵視し、逆に艦これから入ったオタク達は軍事の世界に馴染もうとしない対立構図が発生している。
逆に爽やかイケメンが多い陸軍オタは紳士なのでガルパンを受け入れてるし、新規の方々も居心地がいい。
海のエリート志向に対して陸の庶民志向、これは冗談抜きで現代の日本のミリオタ界隈にも息づいていると思う。
ブサメンキモオタの陰湿な奴らばかりの海軍と、さわやかジャニーズ系イケメンの陸軍、どっちかと。HeySayJUMPの皆さん、サバゲしてはりますよね、そういうことです。
新規に異様に厳しいエリートスタンスを取り、アニオタとも仲が悪く何の取り柄も無い海軍と、コミュ力の塊で誰とでも打ち解け合える輪の中心である陽キャの陸軍!半万年の歴史を誇り常に主役で有り続けてきた陸軍愛してます!
はい論破、海豚顔面オーシャンブルーw
適当に泳いでろやw
まぁ要するにこういう我々のイケメンっぷりがガルパン女子に受けて、やはりJKの秋山殿みたいな可愛い子たちも来ているわけですよ。
それに比べて海軍ときたら擬人化(笑)で自己陶酔しているという。まず軍艦を女性名詞にしている時点で気持ち悪さが現れていて引きますわほんまに(一応冗談です)
戦車道→JKの教養
軍艦道→非常にダサい
はっきりわかんだね(白目)
ここで次にガルパンがコンテンツとして長続きしている理由!
それはやはり自治体が全力で協力的だということだ。なぜこの記事をそもそも書こうかと思ったかというと、未だにガルパンの町おこしがうまく行っていると知ったからだ。
茨城県の大洗は東京から日帰りでいける圏内ということも手軽で、しかも街全体がガチで協力しているという魅力があるようだ。
オタクというのは何となく地元が舞台だからといって適当にコラボしていると見破り冷めてしまう。しかし大洗は徹底している。あんこう鍋を提供しているおばちゃんが登場キャラクターの髪型を模倣しているのはもちろん地元住民しか訪れないような裏路地の電気屋までガルパンとコラボしているのだ。
自治体も住民もアニメを毛嫌いせず受け入れてるからこそ、オタク達も安心して行くことができる。正直この町おこしモデルは全国の自治体が見習うべきことであると思う。
しかも大洗は元々観光コンテンツがなかったわけではなく、ガルパン無しでも魅力のある場所があったにも関わらずこのムーブメントに乗ったというところが素晴らしい。(まぁ行ったことはなくネットの知識だけど)
ここでまた陸海理論なのだが、アニメ映像として地上戦が映えるということもガルパンに味方したのではないかと思う。
例えば有名な話で「コードギアス反逆のルルーシュで、一期は地上戦主体で迫力があったのに二期は空中戦ばかりになってワンパターンになった」という意見がある。
実はアニメにおいて地上戦は凝っているというかそうせざるを得ないのに対して、空中戦はわりと背景を省略して脳筋化しやすいという特徴があるのだ。
その点においてガルパンは華やかな海や空と比べて一見地味な陸で、あれだけ熱い戦いができたわけだ。
ちなみにここで正体を明かそう。
実は自分はガルパンマンセーというよりも、本当はストライクウィッチーズ派である笑
ストライクウィッチーズは非常に素晴らしい作品なのだが三期でまさにこの弱点が出た。そしてオワコンになった。
二期までは空中戦で迫力のあることをしていたものの、三期で露骨に手抜きのCGになってしまい急速にファンから支持を失い結局のところミリタリー萌アニメで生き残っているのはガルパンだけになった。
これも難民理論であって、もう唯一活気づいているミリタリーアニメがかろうじてガルパンだけになったのが真相だ。今のオタクはあまりミリタリーの話をわかってくれないし基礎軍事教養どころかガンダム教養も無いので雰囲気が変わりつつある。
その意味で最後のポイントだ。
つまりガルパンというのは最後の昔ながらのオタクの砦になっているのではないか。もう自分のように長々と考察するタイプのオタクは絶滅危惧種だろうが、その最後の段階にこれから移る。
ここまで読んでくれている人は古き良きオタク文化に理解を示してくれている方だろう。
きっとガルパンは居心地がいい。
ある意味紳士的で昔ながらのオタクの社交場になっているというか、イキり陰キャやファッションオタクもいないし、オタサーの姫志望者やキッズもいない。ガチ陰やおっさんの憩いの場になっていて荒されない穏やかなコミュニティになっている。
静かに細々とポケモンカードやっていたら、急にユーチューバーやソシャゲがドシドシと土足でお仕掛けてきてキッズやにわかがイキってめちゃくちゃになるみたいなことがない。
おそらくそういった紳士協定のような物が成り立っている古き良き美しいオタク空間が維持されているからこそ、これだけ続いているのではないか。
あの頃のオタクはどこに消えたのか。
そういった幻想とも言える桃源郷なのではないか。
ちなみに自分はダージリン様派である。
WOTという戦車ゲームで元々は独ソ派でイギリス戦車などに一切興味なかったのだが、ダージリン様の影響で見事英国面に落ちた。
英国面とはスター・ウォーズの暗黒面をパロディにした軍オタ界では有名な言葉である。要するにイギリスが意味わからない軍事兵器ばかり作ることから来た。
ダージリン「わざわざこんな言葉まで説明なさらなければいけないのかしら」
その影響でチャーチル戦車を作りたくなりブラックプリンスまで作ったわけだ。他にも異様に硬い駆逐戦車を作って頭が紅茶中毒になったこともある。今でこそWOTはしていないものの、ガルパン前から戦車道というか駆逐道に全力だった懐かしい時代もある。
最後に言いたい、第二次世界大戦最高傑作の戦車はT-34である。ドイツ厨としてはティーガーを推したいのだがあの頃のソ連の冶金技術すげぇとか工業軍事製品として完成度高すぎとか、歴史に残る役割を軽視するわけには行かないからだ。
でも女性としてはやはりカチューシャよりダジ様でありますな(ここ重要)
面白いとおもたら銭投げてけや