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ニューヨーク州で初めて家を買う | 家の決め手②家の状態

いくつかの家を見て、オファーに至った物件の決め手シリーズ第二弾です
第一弾は↓

あくまでも私たちの基準です。

決めてとなった要因 - 私たちにとって大事だった順

  • 家のロケーション (群、学区、勤め先からの距離など、コミュニティ)

  • 家の状態 (今すぐにでも住めそうか?フィクサーアッパーか)

  • 値段 (住宅ローンふくめ月々の支払いは無理がないか、プロパティタックスの傾向はどうか)

  • 土地の特長 (ロットサイズ、農業はできるか、増築できるか)

  • 家のサイズと間取り (年を取るまで住みやすいか、後からどれくらい変更できるか)

あまり重視しなかったこと

  • 外観

  • コスメティック (壁の色とか)

  • 便利さ

大事だった要因②家の状態

リフォームは夢があって憧れはあるのですが
現実的に、
私たち夫婦はフルタイム(リモートなし)でそもそも時間があると思えない

また、リフォームどころか修理となると
お金もかかりますし
時間も特に今は(資材不足、価格上昇、労働力の不足)通常よりも時間がかかることが容易に想像がつきます

例えば家族が同じ地区に住んでいるとかで
数か月居候できるならアリですが
賃貸とローンのダブル払いは絶対嫌

夫の両親は
ダウンサイズでフィクサーアッパーを買ったのですが
壁をぶち抜いたり増築したり(ダウンサイズだったのでは??(笑))
いろんなことをやっていて
時間もお金もとてもかかっています
小さな町で
コントラクターなども知り合いなのでまだいいですが
それでもかなり大変そう

絶対無理w

お金と時間がある人向けだと思います

そう考えると
イサカ周辺エリアだと
お手頃価格!というのは大体フィクサーアッパー
結構屋根が歪んでたり (アスファルトシングルの場合は寿命は20-30年。ずっと換えていないのか、おかしく歪んでいる家が割と多くあります。かえないと、当たり前ですが雨漏りなどを起こします。つまり、屋根裏部屋が濡れて、その下の天井にシミができます。そして湿度が上がるのでカビが生えます)
ガターがやばかったり(ガターが上手く働いていないと家の地盤に雨が・・・)
床が傾いてたり(!)
ベースメントが微妙だったり
窓が原始的だったり
色々な修繕が必要な家の可能性が高いです

壁含め動線、レイアウトや窓、床の素材(ハードウッド希望でした)なども変えれるけど大変なので割と大事でした。
安っぽい床はやっぱり気分が下がりまし
変なレイアウトの家は暮らしにくいと思う

アメリカの家によくある
家はいったらダイニングルームドどーん!
もあまり好きではないので、今回購入に至った家はその点でも気に入っています。

結局、これらを直すとなると
100Kは簡単に飛ぶ

それならもともと100K高い家でも、
明日にでも入れるような家のほうが
私たちには大事でした

繰り返しになるかもしれませんが
予算上限の150 - 100 K下くらいの家もあるにはあるのですが
だいたいが

  • 何かしら修理が必要そう

  • メンテナンスが大変そう

  • 土地がない

とかでした

アメリカでは築50年以上なんて普通ですが
リフォームで見た目綺麗でも実は基礎にガタが来ていたり
コードが古かったり
今は健康への懸念から禁止されている素材が使われていたり・・・
そういうリスクもあります

逆に、今ではなかなかお目にかかれないような
素敵な木材や石材などで丁寧に作られているものもあります
築が長くても、前の持ち主さんが愛情をかけていれば
家の状態はかなりよく保たれていることもあります
(家への愛情、は今回いくつかの家をみて凄くふり幅を感じた点でした。オファーを出した家は、本当に愛を感じて、涙が出そうなくらい愛されているお家でした。一方で、凄く家の鳴き声が聞こえてきそうなお家も。Zillowの写真では分かりません。行かないとわかりません。)

決めた家は築が30年以内で、ブループリントもファーストビジットの時からしっかり見ることができた家でした
(後日ホームインスペクションでも何十年物キャリアのなかでトップクラスとのお墨付きをもらえました)

うわべの見た目は後から割と簡単に変えられます
でも基礎的な部分は買えるのは不可能かとても難しいです
適当なリフォームは要注意です
エステティックなことは、自分たちで多少時間とお金がかかるかもしれませんが、なんとかなります。
基礎は、やはりかなり難しいです

繰り返しになりますが
リフォーム前提で探している場合や
家を取り壊して立て直す前提とか
時間とお金がある場合は全然ありだと思います


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