2022 017:ブランドン・コールマン - Interstellar Black Space
ブランドン・コールマンといえば、ブレインフィーダーから作品をリリースしている鍵盤奏者。1作目は自主で制作したアルバム『Self Taught』で、2作目はブレインフィーダーからの『Resistance』。そして、引き続きブレインフィーダーからリリースされた『Interstellar Black Space』が3作目となる。
もともとシンセサイザーマニアで、ジョージ・デュークが大好きな人だっただけに、70年代~80年代的なフュージョンとディスコをオマージュしたようなサウンドの作品を作っていた。
1作目『Self Taught』は“マイケル・ジャクソンとジョージ・デュークの間”みたいなサウンドが作りたいとのコンセプト。ジョージ・デュークとはいっても『Don't Let Go』の時期なので、Pファンク(ジョージ・クリントン)、クインシー・ジョーンズ、アース・ウィンド&ファイア(モーリス・ホワイト)的なメロディアスでポップな歌もののファンクをやっていた時期なので、ここでもブランドン・コールマンもその路線。ここではタイトルの“独学”にもあるように自分で試行錯誤して、シンセを駆使した作品を作ってみた”ブレインフィーダーからのデビューへの助走”みたいな雰囲気がある。
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