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山口県長門に移住する(45):ときめく7月

7月は、
ときめく月。

私の元旦那さんは、
7月生まれだった。

そう言えば、
私達、7月に結婚した。

彼と暮らすために、
日本からスイスに発ったのも
7月、七夕だった。

スイスの7月は、
とても快適。

アルプスを歩くなら、
お天気が安定して、
花がたくさん咲く、
7月がお勧め。

野外コンサートや、
色んなフェスも
目白押し。

7月なら、
水温の低いレマン湖でも
泳げる。

何年も前の事、
緊急入院した元旦那さんから、
病院に来て欲しい、
と、連絡が入った。

別れた後も
私達はずっと親しい友人だった。

病院に駆けつけてみると、
受付で止められた。

「ご家族ですか?」と訊かれて、
思わず「元、妻です!」と答える。
友人と言ったら、
会わせてもらえないと思った。

「患者さんの生年月日は?」。
「1967年7月17日です」。
 
その時、彼の誕生日に
「7」が三つもあることに気づいた。
だから、運がいいんだ、この人。
 
私の誕生日は、1960年9月7日。
7は一つしかないけど、
永9にラッキー7
だと、勝手に思ってる。
 
そうだ、
「7」は、
ラッキー7の「7」。
だから、
7月はときめくんだ。
 
長門の7月は、
梅雨半ばで
うっとうしいけど、
雨が降るほどに、
綠が美しくなる。
田んぼが喜ぶ。
 
特別いいことが
起こりそうな予感がする。

(冒頭の写真は、ある7月の日、スイス・二ヨンにて)

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