見出し画像

#008 エンジニア採用本格スタート!ElevationSpaceのものづくり&求める人物像|ElevationSpaceの『宇宙、配信中。』

ElevationSpaceの『宇宙、配信中」は、プレスリリースやイベントでは伝えきれないディープな情報を、社内の様々なメンバーと楽しくお届けするポッドキャスト番組です!

ElevationSpaceでは、現在エンジニアを積極採用中!
第8回目は、CEOの小林さん・CTOの藤田さんと一緒に、ElevationSpaceが大切にしているミッション・ビジョン・バリューやモノづくりのポリシー、求める人物像などをお話ししていきます。



ー おふたりは、すでに宇宙配信中出演済みですが、今回もよろしくお願いします。

小林(代表取締役CEO)・藤田(CTO)
よろしくお願いします。

▼二人の過去出演回リンクはこちら
#001 ElevationSpace、ポッドキャスト始めました|ゲストは代表取締役CEO・小林さん
#005 大気圏再突入・回収の難しさと、ELS-Rが宇宙開発全体に与えるインパクト|ゲストはCTO・藤田さん


ElevationSpaceが掲げるミッション・ビジョン

ー ElevationSpaceは現在、特にエンジニアを積極採用中です。
これまで採用向けのコンテンツをあまり出せていなかったので、宇宙配信中を使って皆さんにメッセージをお届けしたいと思っています。
まずは、ElevationSpaceがどういったミッションを掲げ、何を作っている会社で、どういうものづくりを目指しているか教えてください。

小林
私たちElevationSpaceは、
「誰もが宇宙で生活できる世界を創り、人の未来を豊かにする」を中長期的なミッションに掲げています。
もう少し短いスパンでのビジョンとしては、
「2040年までに有人宇宙技術を確立し、地球軌道上の活動拠点を構築する」ということを掲げています。

私たちが現在開発している宇宙環境利用・回収プラットフォーム「ELS-R」という事業は、無人小型の衛星の中で実験・実証を行い、それが宇宙から地球に帰還してくるというものです。
この技術は、長期的な視点で見ると、有人宇宙を実現していくのに必要な技術開発につながっており、私たちはそこに強いこだわりを持って取り組んでいます。

直近、2026年打ち上げを目指している初号機「あおば」(ELS-R100)や、その先のサービス機(ELS-R500)、また宇宙ステーションから物資を回収するような宇宙から地球への輸送サービスであるELS-RS事業といった開発に取り組んでおり、社内で複数のプロジェクトを動かしていくためのエンジニアを採用しています。


なぜ「ElevationSpace」か?

ー 現在の会社の社員数は25~30名という規模で、その半分以上がエンジニアです。
エンジニアの平均年齢は現状「42歳」で、20代の方から60代の方まで幅広くご活躍いただいています。
これまでは直接応募で入社頂いている方がいちばん多いんですが、なぜエンジニアの皆さんに、特に直接応募という形でElevationSpaceが選んでいただけているのか、小林さんはどうお考えですか?

小林
とても有難いことです。理由は、私としては3つあると考えています。

ひとつめは、事業領域や取り組んでいる技術だと思います。
弊社が開発を行っている再突入・回収技術は非常にチャレンジングですが、人が宇宙に出て行く際には必ず戻ってくるのでこの技術が欠かせません。
「有人宇宙を目指していくために必要な技術を開発している」という点を、魅力として受け止めていただいているのではないかと思います。

ふたつめは、ものづくりにこだわっている点です。
内製にこだわって、技術に真正面から向き合っていく、そこが私たちの強みでもあると思ってます。

最後は会社のフェーズですね。
宇宙事業を行う企業のなかで、「スタートアップ」といってももう上場されていて、社員数も数百名という規模の会社が複数出てきているのに対して、私たちはまだ30人規模で、これから成長していくフェーズです。
今、このタイミングで入社いただく方というのは、会社の初期の段階を支えて、その後、100人、200人と成長していく組織をリードしていただくポジションになりますので、このフェーズという点に魅力に思ってくださる方も多いと感じています。

ー いわゆるスタートアップらしさがある会社ですので、それを楽しめる方、ゼロ→イチにやりがいを見出せる方が入社してくださっているっていうのは、確かにその通りかもしれません。


大切にしている行動指針(バリュー)

ー どういう考え方をお持ちの方がフィットする組織か、という観点で、ElevationSpaceのメンバーが大切にしているバリュー(価値観・行動指針)について教えてください。

小林
私が面接するときに一番見させていただいているのは、バリューへのフィットです。
私たちは以下の4つをバリュー(行動指針)に掲げています。
”Who dares wins”(敢えて挑んだものが勝つ)
”Disrupt common sense”(常識の先へ)
”Try first, Kaizen first”(まず動き、そして改善する)
”One team”(ワンチーム)


”Who dares wins” 敢えて挑んだものが克つ

個人的に一番好きで大事に思っているのは”Who dares wins”でして、会社として挑戦的な目標を掲げていくというのはもちろんなんですが、社員の皆さんにも、ご自身の夢や、人生をかけてやりたいことを持っていてもらいたいと考えています。
会社が成長していく過程で、社員の皆さんのやりたいことが実現できていくというのが理想だと思うんです。
ですので、会社としても社員の成長や夢の実現は、すごく大事にしたいなと思っています。

”Disrupt common sense” 常識の先へ

慣習やこれまでの経験にとらわれずに、今の私たちのフェーズではどういうものづくりをしないといけないのか、どういうスピード感でやらないといけないのか、といった本質的な物事を考えるということを大切にしています。
「宇宙開発では普通はこうだから…」ではなくて、私たちが目指す宇宙開発ではどういう開発をすべきなのかということを、いろんな業界の方の知見を入れて考えていく必要があると思うんです。
なので、そういった考え方をお持ちの方かどうかは、重要だと考えています。

”Try first, Kaizen first” まず動き、そして改善する

大きな目標を掲げてても、それを形にしていかないと意味がありません。
また、愚直にものづくりをする・形にする作業を行いつつ、何かあれば素早く改善していくという、アジャイルなフィードバックと改善をスピード感を持って行っていくことを大切にしています。

”One team” ワンチーム

複雑なプロジェクトの経験がある方は分かると思うのですが、何事も一人で作れるものではないので、チームで成果を出していく必要があります。
チームプレーができる方かどうか、周りのパフォーマンスを上げていくような働きかけができる方かということも重要視している部分ですね。


仙台を拠点に、フルフレックスやリモートワークなど柔軟な働き方が可能

ー面談や面接で求職者の方からよく聞かれる質問はありますか?

小林
働く環境についてのご質問を多く頂戴します。
私たちは東京と仙台に主な拠点があり、仙台がものづくりの拠点になっています。
ですので、エンジニアの方には基本的に仙台に来ていただく必要があります。

ただ、コアタイムなしのフルフレックスのため、かなり柔軟に働くことができますし、基本的には仙台にいていただきたいものの、仙台にいながら自宅からリモートワークをするとか、毎週ではないものの、週末ご自宅で過ごされた後、週末や週初めにリモートワークをする…というような働き方も可能です。

単身赴任の方も多く、住居手当や月一回の帰宅旅費も支給しています。

あと付け加えるとすれば……仙台はいいところです!!(笑)
東京と仙台は新幹線で一時間半の距離なので、実はそれほど遠くない…今首都圏にお住まいでも働きやすい環境だと思いますので、ぜひ様々な働き方をカジュアルにご相談をいただければと思います。


どういうポジションを募集しているか

ー ここからは藤田さんにお聞きします。
現在積極採用中のポジション、これから募集予定のポジションや、どういったスキル・経歴のある方を求めているか教えてください。

藤田
スキル・経歴の前に、根本的なマインドが重要だと思っています。
私たちはスタートアップとして、非常にチャレンジングな目標を掲げて事業を行っています。
しかも、その目標を実現するために、自社の技術力を上げて、可能な限り内製で開発を行っていますので、困難な目標に対しても音を上げず頑張れる方、難しい課題を解決することに喜びを持って臨めるような方を求めています。

具体的なポジションですが、特に最優先で募集しているのは、

  • プロジェクトマネージャー Project Manager

  • システムマネージャー Satellite System Manager/ Director

  • 推進系エンジニア Propulsion System Manager

です。

その他のポジションについても、数え上げればかなりきりがないんですけれども、ほぼ全技術領域で採用を行う予定です。

例えば、地上系(管制システムを開発するにあたっての拠点開発、地上系の開発や通信系の開発)、試験担当、品質保証担当といったポジションなど、全方位的に採用予定です。


非宇宙系企業からの転職も多数

ー 社内に今いらっしゃる15名ぐらいのエンジニアの皆さんは、どういうバックグラウンドの方が多いんでしょうか?

藤田
人工衛星や宇宙機システムの開発経験がある方もいらっしゃるんですが、そうでない方も多数いらっしゃいます。
特に電気系エンジニアに関しては、医療機器とか深海用のカメラとか、まったく宇宙に関係のないベンチャー企業で働いていた方もいますね。
そうした宇宙事業未経験者を、経験がある方が指導することで技術力を高めているところです。

なので、ポジションによっては、宇宙の経験がないけれども宇宙のことをやってみたいという方もウェルカムです!

ー 今後、各ポジションの仕事内容を、現役の社員から紹介してもらう予定ですが、「システムマネージャー」というポジションに関しては、少し前に宇宙配信中でも社員に登場してもらっていますので、ぜひお聞きください。


こんな人に来てほしい!

藤田
繰り返しになりますが、課題を解決することに喜びを覚えて、一緒に取り組めるような方と働きたいと思っています。
また、「好意的な領空侵犯」っていうんですかね、
本当は自分の領分じゃないかもしれないけど、ちょっとやってみようかな…というような感じでお互いカバーできるような、そういう方にぜひ来ていただきたいです。

ー そういった情熱なり熱意なりがあれば、経歴の部分はカバーできる可能性が高い…と考えてよいですか?

藤田
はい、そうですね!
実際、入社されたばかりの宇宙に経験がなかった方が、急速にスキルを伸ばされていて、現在では皆さんと一緒に仕事できるような状態になりつつあります。
チームでもサポートしますので、宇宙の経験がなくて不安に思っていても、まずはカジュアルにご相談ください。

小林
私も同じ意見で、宇宙領域を本気でやろうと思っているか、やりたいのかっていうマインドが一番だと思っています。
エンジニアリングの技術自体は、どんな領域でもある程度共通していると思いますので、必要なことを学んでいける姿勢があればいいと思っていて、宇宙領域を本気でやりたいという思いがいかに強いかが重要だと思うんです。

宇宙スタートアップってキラキラ聞こえると思うんですが、実際本当にいろんな大変なことがたくさんあるので…(笑)
熱量が高くないとやっていけないと思うんですが、チャレンジをしたい人にとっては最適な環境だと思ってます!ぜひお気軽にご連絡いただけると嬉しいです。

ー 小林さん、藤田さん、ありがとうございました!


🛰ElevationSpaceではエンジニア募集中です🛰

ElevationSpaceでは現在エンジニアの全ポジションで積極採用中です。
オープンになっていないポジションでもこれから募集が始まる可能性がありますので、お気軽にお問い合わせください。
ElevationSpaceでのものづくりに興味がある方、カジュアル面談希望も大歓迎です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?