見出し画像

ミャンマー料理って?ネイティブの先生にインタビュー!

ミンガラーバー!ブログ担当のちーぴゃーです!

ブログ第二弾はネイティブの先生へのインタビューです~ビルマ語科のネイティブの先生方はとーっても優しい方が多くて、ときどき私たちに手料理をふるまってくれるんです。私は先生の料理が食べられると聞いたら喜んで駆けつけます…

そこで今回は、先生にミャンマー料理について伺ってきました!読んだらあなたもミャンマー料理を食べてみたくなる、はず!?


ちーぴゃー まず、ミャンマー料理の特徴ってなんですか?

サイチョートゥン先生 味がたくさんある、ということ。甘い、辛い、苦い、酸っぱい…いろんな味があるね。

ちーぴゃー ミャンマーの料理は辛いものが多いイメージだったのですが…

サイチョートゥン先生 そう、辛いものもあるよ。ミャンマーの暑い時期に仕事をすると疲れるから、ချဉ်ငန်စပ်(酸っぱい、塩辛い、辛い)味のものを食べることで疲れをとってリフレッシュする。とくに辛いものを食べると辛さで疲れが吹き飛ぶからね(笑)あとは、ミャンマーでは、餅、ゴマ、まめをお菓子として食べる。これらは砂糖なしでもအချိုအဆိမ့် အရသာများတယ်(甘味が多い)ものだから、辛いものばっかりじゃないね。

ーーーミャンマーの少数民族であるシャン族ご出身のサイチョートゥン先生。去年の外語祭前日においしいシャンの料理を振る舞っていただいた記憶がよみがえります…

ちーぴゃー 先生はいつもどんな料理を作っているんですか?

サイチョートゥン先生 先生はfree styleね。ミャンマーの料理もシャンの料理もなんでも食べたいものを作って食べる。ミャンマーの料理は油が多いけど、先生は好きじゃないから油はそんなに使わない。

ちーぴゃー そうなんですね…じゃあ先生がよく作る料理はなんですか?

サイチョートゥン先生 すごく頻繁に作るわけじゃないけど、ミャンマーのおやつなら、モンローンイェーボー(白玉のココナッツのせ)、オンノタークー(ココナッツミルクとタピオカのケーキ)とか。ミャンマー料理だったら、モヒンガー(ナマズだしのスープに米粉の麺を入れた料理) オンノカウスウェ(ココナッツミルクスープの麺料理)、ラペットゥ(発酵したお茶の葉のサラダ)とかかなぁ。モヒンガーとかオンノカウスウェとかはラオスやカンボジアの先生や生徒と食べたことがあるね。

ちーぴゃー ラオスやカンボジアにもモヒンガーやオンノカウスェってあるんですか!?

サイチョートゥン先生 あるよ。いろんな国のスタイルがあって、それぞれテイストが違う。ラオスの生徒はオンノカウスェが好きで、よく「作って食べさせてください~」って言ってくる(笑)

ちーぴゃー えええうらやましいです…🥺

サイチョートゥン先生 暑くて食欲がないときには、トーフーヌウェ食べる。トーフーはひよこ豆から作る豆腐で、日本の豆腐と似ているけど色は黄色。これを麺にかけて食べるのがトーフーヌウェ。トーフーは寒いところにおいておくと固まるから、それを切ってサラダにしたり、揚げたりする。そのまま、サラダ、揚げる、っていう3つの食べ方ができるところがポイント(笑)

ちーぴゃー 先生の普段の食事はどんな感じですか?

サイチョートゥン先生 今日はパラタ(クロワッサンの層のような薄いパン)を食べた。昔は自分で作っていたけど、今は既製品を買ってる。豆と豚肉と一緒に食べたかな。昨日はシャンカウスウェを作って、土曜日はトーフーヌウェ、日曜日は…

ちーぴゃー 毎日ミャンマー料理ですか!?

サイチョートゥン先生 いやいや、日本の料理も食べる。先生はラーメンကြိုက်တယ်(好き)ね(笑)

ちーぴゃー なんのラーメンが一番好きなんですか?

サイチョートゥン先生 一蘭。

ちーぴゃー 一蘭!!

サイチョートゥン先生 あと、お寿司も好きね。お寿司はイトーヨーカドーとかで買って二週間に一回くらい食べる。あと牛丼も好き。

ちーぴゃー 私もお寿司は好きなんですけど、たまーにしか食べないです…やっぱり値段が高いので(泣)

サイチョートゥン先生 高いけどそこまでじゃないよね(笑)

ーーーサイチョートゥン先生はいつもミャンマー料理を食べているのかな、と思っていたので、日本の料理も好きというのは意外でした!でも、たしかに以前研究室に行った際、よもぎ餅をもらったことがあったような…先生と距離が近いのはビルマ語科(小語科)のいいところですよね~

ちーぴゃー 最後に、ミャンマー料理を食べたことがない人に向けて、先生おすすめのミャンマー料理屋さんを教えてください!

サイチョートゥン先生 ノングインレイ、ゴールデンパガン、ヤマニャ、ルビー、ヤンゴン、スプリングレボリューション…とか。特におすすめなのは高田馬場にあるノングインレイ(ミャンマーの少数民族シャンの料理がメイン)とヤマニャ(同じく少数民族モンの料理がある)かな。ヤマニャは駅からちょっと離れたところにあるけど、ビュッフェもあるし、おすすめだよ。

ーーーミャンマーの代表的朝食、モヒンガー。ナマズベースのだしのスープに米粉の麺を入れて、スプーンで食べるそうです。(サイチョートゥン先生の手作りです)


今回はビルマ語ネイティブのサイチョートゥン先生にインタビューさせていただきました!ここまで読んでくださった方はミャンマー料理が食べたくて仕方がないのではないでしょうか??私はもうよだれが垂れそうです🤤積み重なる課題とテストを乗り越えたら、絶対に食べに行きたいと思います!

読んでくださってありがとうございました。夏休みにまたお会いしましょう!


おまけ:料理の名前はビルマ語でどう書くの?

ビルマ文字はまんまるで視力検査のランドルト環みたいなところが特徴です💕

モンローンイェーボー:မုန့်လုံးရေပေါ်

オンノタークー:အုန်းနို့သာကူ

モヒンガー:မုန့်ဟင်းခါး

オンノカウスウェ:အုန်းနို့ခေါက်ဆွဲ

ラペットゥ:လက်ဖက်သုပ်

パラタ:ပလာတာ

シャンカウスウェ:ရှမ်းခေါက်ဆွဲ

トーフーヌウェ:ထိုဟူး‌နွေး

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?