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漫才ネタ「成人式」

※昔、趣味で書いた漫才の台本を保存するついでに公開します。これは8年くらい前のものです。
プリキュアは子どもが見るものという当時の偏見が入っていますが、ご了承ください。また、無意識に他人のネタを真似している可能性があります。書いた本人気づいていません。ごめんなさい

ネタ「成人式」

ボケ → ボ
ツッコミ → ツ

ボ&ツ「どうも〜」

ボ「いや〜たくさんお客さんいるね」

ツ「いるね〜みんな大人っぽいねー」

ボ「もうそろそろ成人式とか迎える年じゃないすかね」

ツ「お前はもうちゃんと大人になってる?」

ボ「なってるに決まってんだろ、そういうお前はどうなんだよ」

ツ「まあなってると思うけどね」

ボ「いつまでもプリキュア見てる場合じゃねえぞ」

ツ「見てねえよ」

ボ「イエス!イエス!ハートキャッチ!って歌ってる場合じゃないからな」

ツ「知らねえって、お前のが詳しいじゃねえか」

ボ「見たことねえし、明日のナージャの後続作品として『ふたりはプリキュア』が放映されたのが始まりで、この枠の定番だった「恋愛」「ファンタジー」を覆す「戦闘」をメインとした同作品が大ヒットを記録したとか知らねえし」

ツ「超詳しいじゃねえかよ、絶対見てるだろ」

ボ「だから見てないって」

ツ「休みの日は何時ぐらいに起きてるの?」

ボ「まあ大体11時ぐらいかな〜」

ツ「日曜日は何時に起きてるの?」

ボ「8時」

ツ「絶対プリキュアみてんじゃん、むしろその前のなんとか戦隊とかから見てるでしょ」

ボ「なんとか戦隊じゃねえよ、特命戦隊ゴーバスターズだよ!

ツ「見てんじゃねえか!成人したんだから、子ども向けのアニメとか見るのやめたら?」

ボ「いやもう大人ですけど?一人でパジャマ着れますけど?」

ツ「それは当然ですけど!」

ボ「一人で歯磨きできますけど?」

ツ「だからできて当たり前だって」

ボ「一人でUNOできますけど?」

ツ「それは無理だよ!」

ボ(カードを出してUNOと叫び、カードを出し切った後に一人で泣く)

ツ「泣くんならやるなよ」

ボ「ね?大人でしょ?」

ツ「まあひとりでUNOやれるぐらいのメンタルがあるなら大人だな
  でも大人っていうんならやっぱり成人式でないと」

ボ「成人式って毎年荒れるよね」

ツ「毎年酔っ払いが必ず出るんだよなー」

(コントに入る)
ボ「やべー酔っちゃったよ!うるせえぞ!」

ツ「ええお静かにできますかね」

ボ「それ!きりたんぽ!きりたんぽ!お前の母ちゃんきりたんぽ!」

ツ「それでは市長のあいさつです」

ボ「きりたんぽ!〜ふう〜!    どうも市長です」

ツ「お前が市長かよ!市長はしっかりしとけよ」

ボ「ほかにも不良みたいな人たちが決めてくるんだよな」
 (ヤンキーのマネ)(バサッ)

ツ「服に漢字の刺繍とか入ってんだよね」

ボ「虚弱体質」

ツ「弱そうだな」

ボ「飲酒運転撲滅運動実施中」

ツ「真面目だな、長いし」

ボ(バサッ)「みち子一筋」

ツ「好きな女の名前とかはいってんですよね」

ボ「さたけ一筋」

ツ「それうちの知事の名前じゃねえか、でもまあ成人式といったら代表のスピーチでしょ、お前ちゃんとできる?」

ボ「当たり前だろ、英検四級もってんだぞ」

ツ「関係ねえよ、やってみてよ」

ボ「ええ、みなさん成人おめでとうございます」

ツ「うんうん」

ボ「成人するということは大人の仲間入りをするということです」

ツ「いいじゃんいいじゃん」

ボ「(股間を見つめながら)しかし私はまだ大人の仲間入りをできてないようです」

ツ「それは言わないほうがいいと思う」

ボ「あなたたちにはこれから責任が伴います、場所をわきまえた発言、行動をしなければなりません」

ツ「さっきのお前に聞かせてやりたいわ」

ボ「アメリカにこういうことわざがあります、Boys be ambitious」

ツ「いいこというじゃん」

ボ「意味は分かりません」

ツ「おい、そこは知っとけよ」

ボ「英検四級なので」

ツ「なるほどな」

ボ「これから一人の大人として共に歩んでいきましょう!」

ツ「最後びしっと自分の名前で締めて!」

ボ「成人者代表 佐竹敬久」

ツ「うちの県知事じゃねえかよ、お前さっきから全然だめだぞ
そんなんじゃ大人になれねえよ」

ボ「大人になるって難しいな」

ツ「やっとわかった?これからいい大人になるために一緒に頑張ろうな」

ボ「わかった、でも今日は家に帰って録画したプリキュア見ないと」

ツ「やっぱ見てんじゃねえか」

ボ&ツ「どうもありがとうございました」

以上です。

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