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歌詞を読む33 「 この痛みに口付けを 」

月の上に雨が降ってる
肩も ほほも 音も ぬれてる
少し前まで 温かかった
ぼくの隣の きみのささやき

月の下に雨が降ってる
ぼくの歩く道が ぬれてる
つめたい右手 空(くう)をつかむよ
きみは去った 空(そら)の彼方へ

夜はまたすぐ朝になる
ぼくはここに一人

この指先 この鼓動が 今でもきみ(を)感じてる
どこに行っても もう一人にならない
ぼくは今歩いてゆく

ぼくの上に歌が降ってる
心の中 何か満ちてる
やさしい雨が 嵐になっても
いつでも見える 空には光

朝はまたすぐ夜になる
だけど道がここに・・・

愛してると告げる瞳が ここにも今生まれる
どんな切り裂くような痛みにさえ
変わらない口づけを

この指先 この鼓動が 今でもきみ(を)感じてる
どこに行っても もう一人にならない
ぼくは今歩いてゆく

ほほえみを 痛みにさえ・・・

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