歌詞を読む31 「 シュンカとシュウトウ 」
春の記憶は遥か彼方
夏の想いは遥か彼方
温もり消えた手の中に
佇むいつかの桜貝
可愛い夢よ さようなら
破れた短冊 空へ還る
変わりきれないあじさいの青
水たまりからはみでる午後
うだる暑さに身を横たえれば
一筋の風が雨をよぶでしょう
夏の記憶は遥か彼方
秋の想いは遥か彼方
凍てついてゆく足の下
別れを告げるは鈴の声
止まない雨が止むはずないから
去り行くものは秋桜の香り
秋の記憶は遥か彼方
冬の想いは遥か彼方
全てが終わったこの場所も
秋雨が止めば冬の色
秋雨が止めば冬の色
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