歌詞を読む3 「ヒッチハイク」

待ってたのは一台
たった一台の車のはずなのに
私は知らず知らずに手を挙げてしまう

せめて一人だけを
待ち続ける強さがあったなら
きれいに生きたかもしれなかったね

一人で待っていられないのよ

いつもいつもヒッチハイク　目的地もないのに１００ｍ
いつもいつもヒッチハイク　止めるためならスカートもたくしあげる

欲しかったのは一枚
たった一枚の上着のはずなのに
そしたらお行儀良くくるまってたかもしれない

せめて一人だけで
信じ続ける勇気があったなら
車の見分け方覚えたのにね

寒くて立っていられないのよ

いつもいつもヒッチハイク　助手席押しのけ１００ｍ
いつもいつもヒッチハイク　動くためならガソリンも入れてあげる

熱くて座っていられないのよ

いつもいつもヒッチハイク　飽きちゃうすぐに１００ｍ
いつもいつもヒッチハイク　次の車探して　笑顔あげる

いつもいつもヒッチハイク　目的地もないのに１００ｍ
いつもいつもヒッチハイク　止めるためならスカートもたくしあげる
そして出発進行
そして出発進行

＊アルバム「底深き喜び」より

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