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学校の不思議〜校則編

厳しい暑さが続いていますね…
皆さんくれぐれもご自愛ください。

さて、この天候の中、日本では健康が危ぶまれる環境を強いられている子供(特に小中学生)が多く居ることをご存知ですか?
それはこの期に及んで理不尽な校則が存在しているからです。

今回は…学校の謎ルールに対し疑問を呈するものになります。

世間では今、これでもかと水分補給や塩分摂取が繰り返し促されているにもかかわらず、この国の小中学校は、飴やジュース持ち込み禁止のところが多く、救命に繋がる塩タブレットや経口補水液、スポーツドリンク等を摂取できない現状があります。
信じがたい話ですが、水筒の中身は通常生徒は水かお茶のみ、但し運動部生だけスポーツドリンクを許可されている不公平な規則になっている学校もあるようです。
人間はひとりひとり体の特質も生活環境も飲食のスタイルも全て違うのですから、通り一遍の規則では賄えないはずです。
もしかすると…先生方は職員室へ戻った際、ミネラルを補給したり糖分を摂取しているかも知れませんね。
オトナが活動のパフォーマンスを上げる手段を使っているなら、子供たちも無条件で健康に活動できる環境にするべきでしょう。
時代に合わないガラパゴス的な校則が多い中で、もちろん教育上きちんと理に適ったものもあるでしょう。
しかし最も大切なことは、規則に従わせる事ではなく、生徒の命の安全であることを、常に自問していただけたらと望みます。
そしてそれらの校則が原因で登校していない子供も実は多く存在する事でしょう。

職員室は典型的なトップダウン構造であることは想像していますので難しい事とは思いますが、現場での違和感は勇気を持って管理職に伝え、すべての先生に働きかけてもらえませんでしょうか。
そして、マナー警察のように取り締まる事が目的にならないよう、なぜルール通りにしないのか?出来ない理由があるのか?心の声と、身体の状態を推察し、子供に寄り添った対応をしていただきたいものです。

加えて近頃は、カルキ臭がある水道水を飲めない子供が増えていると聞きます。自宅から一日分の水を持っていくのは至難であり、水分が不足している子供は多い事でしょう。
全国の学校に、冷水機の設置の義務付けを希望いたします。(働きかけているところです)

命の危機と、校則に違反すること、そのどちらが恐ろしいかを子供たちが自らが考え、身を守る行動が出来る学校であって欲しいと思います。
理不尽な校則によって苦しむ子供がひとりでも減り、人権が守られますように。
そして、組織から外して見てみると学校には素敵な先生方が沢山いらっしゃいます。特に若い先生達がしがらみに縛られず、信念を貫いて力を発揮できる、そんな場であって欲しいと願っております。

☆校則に関しては、重度HSCの子を持つ我が家は何度も学校に掛け合い妥協点を相談してまいりました。
どのように承諾を得て対応していただき、子供の心身の健康を守っているか、触れていきたいと思います。

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