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初めてイメージフレグランスを買ったオタク

だいぶ前に↓の日記で買ったイメージフレグランスが届いた。緊張で届いたままの箱からしばらく距離をとっていた。なんならその日会社からの帰り道を大回りして帰った。体験としてとてもよかったので、当時のメモを解読していきたい。

1箱目


推しが2人いるので、まずは最初の1人を開けたときのメモ。

開封時のメモ。YouTubeで怖い話を聞いてなんらかのバランスを取ろうとしている。

香りが襲いかかってきて怯えている。あのロクシタンとかで渡される紙を床に置いて逃れようとしてる。

あっ恐怖を感じながらも、エッチだとは思ってるんだ。冷静さを取り戻して論理的な思考になっていますね。

怖い話を聞く余裕を取り戻しつつ、お手洗いも行ってきてリセット。香りが変わっていることに驚いている。匂いが丸くなったらしい。

食べたことはないだろ。

補足をすると、そのとき戦っていた香りのキャラは乙女ゲームに出てくるオタクキャラで、ストーリー初期はこちらをリア充とみなし目の敵にしてくる。だんだん心を開いてきて、不器用ながらはちゃめちゃに懐き嫉妬してきてかわいいんだ………。

今仕事が忙しい時期で、オタクを控えているのでつい想いを馳せてしまった。Twitterやゲームを見ないようにしているぶん、仕事中Apple Musicでキャラソンがシャッフル再生されると沁みてしまう。「単身赴任中のお父さんです、私は」となってしまう。

2箱目


次に、2人目の推しのフレグランスを開けたときのメモ

もうどんな香りだろうとエッチなんだろうな。思考がどう分岐しても最終的に「エッチである」に収束するフローチャートでオタクの脳は作られてんだ。

この時点で20分くらい経っていると思う。鼻がバカになっている。私は以前ちょっといい香水を買おうとしたとき、だんだんわかんなくなってきちゃって今日のところは一旦退散を5回くらいやったことがある。

くしゃみをしてワンルームをうろうろして、また匂いそのものの属性にびっくりしている。この時間、常に緊張状態だったことがうかがえる。

スタミナが切れてきたらしく、小休憩を挟んでいますね。適宜報告をしていて律儀。真面目なバイト。清潔感があるから委員長だと詭弁を展開しているし、またフローチャートが展開している。

「イメージフレグランスを作りましょう」と最初に提案した人は、天才だし、すごくエッチだよ。

キャラの奥に女の子の部屋はない。乙女ゲームだから。

30分くらいやってきてキマってきたのか、急にCHILLになっている。心配。2箱目になると、落ち着いてきたのか慌てた文章が少ない。代わりにCHILLを優先したようだ。

まとめ

イメージフレグランスというものにはじめて触れて、激動の体験をしたように思う。通常こちらが見て、聞いて、コンテンツを体験するものだが、フレグランスは人間の呼吸を利用し、一度吹いたらあちら側から襲ってくる。すごい。これが毒ガスだったら死んでるもんな。

なんらかのイメージフレグランスを買おうか迷っている人はぜひ買って目に見えない敵と戦ってほしい。

その日の夜、布団にくるまってさあ寝ようという時に漂ってまた怯えた。

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