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#センゴを語ろう から #センゴを走ろう へ

多くの人が経験したことがあるわりに、日本ではマイナーなイメージのあるセンゴこと、1500mという種目。このたび、オトナのタイムトライアル(OTT)を再開するにあたって、センゴにこだわってみることにしました。

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これまでどおり、5000mを中心としたプログラムを組むことも悪くないのですが、自宅にいる時間が増えて走り始めた人や、走ることから遠ざかっていた人たちにとっては5000mという距離には不安があります。1500mであれば、距離への不安もさほどなく、初心者から日本選手権出場者までの幅広いランナーたちが、一緒にたくさんの声援に囲まれながら、思いっきり走る機会を作ることができる。そう考えたのです。

OTTのスタッフとオンラインでMTGを重ねていくうちに、皆のセンゴに対する記憶を呼び起こすようなことをやってみよう。そう考えて夜中に「#センゴを語ろう」というハッシュタグをつけたツイートを投稿したところ、朝起きてみたら、たくさんの「#センゴを語ろう」ツイートが。タイムラインにはたくさんの「センゴ文学」が集まっていたのです。ツイートを読み込んでいくと、センゴという競技の特性なのでしょう、中学生からシニアまで幅広いひとたちが「センゴ」を語ってくれているのです。5000mやフルマラソンではこういうことはないでしょうし、ましてや400mや800mだと経験した人がそもそも限られている。これからのセンゴに伸びしろを多いに感じたのです。OTTセンゴは陸連登録も必要ないから、思い立ったらすぐにでもエントリーができます。

せっかくですからみなで「センゴ文学」をまとめ読みしませんか?
そして、「センゴを語ろう」から「センゴを走ろう」とみなさんの気持ちがシフトしていくことを楽しみにしています。

それでは目にとまったツイートをここに
どんどん貼り付けていきます。
たくさんありますよー。

あまりにもたくさんのツイートだったので抜粋してまとめてみました。

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サムネイルにもある写真は2020年日本選手権1500m決勝直前の一コマ。中心にいる選手は三菱重工マラソン部の的野遼大選手。こちらを見ると、スタスタと一直線に歩いてきて「これ預かってくれませんか?」と右手にもっていたGPSウォッチを差し出すのです。手にもって「おっ」と思いました。意外と重いなと。この重さはセンゴを走るには不必要なのでしょう。どうやって返すかの段取りも決めずに受け取りました。

「こりゃ、的野いくな」

と、そのとき思いました。いいレースをして笑顔でフィニッシュエリアで時計を受け取るつもりだと。

そして的野選手は見事2位に。表彰台にあがった的野選手の腕にはちゃんと腕時計がまかれていたのでした。

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OTTセンゴでおもいっきりセンゴを走ってみてください。

みなさんのエントリーをお待ちしております。

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