広報担当者さんにとって、メディアの人と行くお店の選び方は大事か?
今日はゴールデンウィークも真ん中にさしかかってきて、降り続いていた雨も止んだので、バーベキューをしてきました。
写真はバーベキューの様子です。
いや、河原に石を置いて網置いて焼いてるだけやん...
お腹痛くなっていたら、心の底からバカにしてください。うまかったー。鮎の串焼き。
終わった後は、きちんと後片付けしてきましたよ。
さて、広報担当者に向けたセミナーの内容を考えています。
先日、弊社の広報セミナーで修了式特別講義の講師を務めてくださっている方から、「こんな内容はどうだ?」と、提案をしていただきました。
その講師の方は、東京にある繊維メーカーの広報部長の職で活躍されている方です。提案してくださった内容は、
「メディアの人と飲みに行くお店の選び方」
...人によっては、「あれ?そんなこと?」なんて思う方もいらっしゃるかもしれません。
講師の方に聞くところによれば、
「いやいや、記者の方と、仕事の場で、仕事の話しかしていない広報パーソンがいかに多いことか。広報なら、記者の方と飲み会を開いて、仕事の話じゃなくて、趣味の話や、休みの日に何をしてるかとか、カジュアルな話をして人間として友達になる努力をまずはすべきだよ。」
と言います。
なので、記者の方とも、仕事抜きで、心置きなく楽しめるような素敵なお店を探すことは大事だよ、っていう話なんだそうです。
実はこのテーマ、広報担当者の方は、ちょっとでも悩んだことのあるテーマなんじゃないかと思います。
広報は、社の顔として、新聞記者をはじめとして、テレビ・ラジオ・Webメディアなどのライターやディレクターとの関係づくりを行なっていく仕事です。
自社のアピールしたい内容を世の中のニュースと同等の価値を持たせて拡散してもらうという仕事があるわけです。
広告とは違う枠で、ニュースとして生活者に情報を知れ渡らせることで得られる、自社の事業への効果は絶大です。
ですので、メディア側の人たちへWebサイトに掲載したり、ニュースリリースや記者会見などを通して情報を日々、発信しています。「いかに取材をしてもらえるか」ということが大事です。
でも、それがとても難しい...。
メディア側の方々へ、「ニュースにしなければならない」と思わせるコミュニケーションをはかることは、一朝一夕には結果の出ない地道な仕事です。
目的達成のために手を尽くしている広報担当者の皆さんにとって、「情報交換」は生命線です。
弊社のセミナーに来られる広報担当者さんも、情報交換、ならびに、情報交換を継続的に行える人脈作りを理由に、忙しい合間を縫って通ってくださる方は多いです。
広報担当者同士で情報交換をするのはもちろんなのですが、皆さん求めていらっしゃるのは、記者との情報交換の機会です。
例えば、
広報の方でなくても、「この人に○○という仕事を頼みたい」というお願い事がある場合。
メールや電話だけのやり取りでは、求める仕事の内容や仕様、条件をシンプルにまとめて伝えることはできますが、どうしても細かなニュアンスはこぼれ落ちてしまうことが起こりがちですよね。
長いメールを書いても、読んでもらえるとは思えない。相手は忙しい方です。 そんな時、普段から仲良しになっていれば、パッと電話を気軽にして、世間話なんかをしながらの方が、お願いしたい仕事のことを切り出しやすいんじゃないでしょうか。
広報の方も同じだと思います。記者の方の気持ちになってみてください。例えば、以下のような電話が来たとします。
「この前、飲み会でこんな記事の話をしてましたね。今も、そのテーマで追いかけているんですか?実はですね。うちの会社ではそのテーマについて、今度、○○というプロジェクトに社をあげて取り組むんですよ。興味ありませんか?」
こう言って電話をされるほうが、記者の側からすれば、取材対象として興味が湧いてきませんか?
記者の方が、日頃、どんなテーマで取材をしている経験があるのか。これを仕事じゃない場で事前に聞き出しておけば、あとのコミュニケーションはぐっと楽になってくるはずです。
...なんて、簡単に言うなや!って思われる方もいると思いますが、実際に広報で成功されている方から、「どういうふうに記者の方と関係を気づいているか」というテーマで話を聞けるセミナーがあれば、僕なんかが言うよりも説得力があって良いセミナーになるんかな、と思います。
ということで、広報の人が記者とどうやって飲み会でコミュニケーションを取るべきか、考えてみるようなセミナーが実現できれば、また告知させていただきますね。
では!!
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