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SIA DAY5 〜中間発表〜

ちょっと間が空いてしまいましたが、12月7日にSIAの基本講座5日目の中間発表が行われました。
西和賀は水曜日から本格的に降り始めた雪で、1m以上は積もったでしょうか。列車で仙台まで通うとはいえ、出るのもなかなか一苦労です。

今日は中間発表ということで、今まで自分が磨き上げてきたビジョンやミッション、それをどういうビジネスモデルでやっていくかという発表する日でした。


12月に入った途端急に忙しくなったようで、全然プレゼン資料を作り込むことができず、本当にギリギリまで作業が行われました。朝5時46分ほっとゆだ駅発の列車で西和賀を出て、列車を2本乗り継ぎ仙台まで向かうのですがその時間はほとんど資料作りに使われました(今書いているこの文章も列車の中で書いています)。


中間発表までの数日間はなかなか自分のビジョン・ミッションが定まらず、もやもやと形にはなってきているのですが、ビジネスモデルもあまりクリアでないため、なかなか辛い時間が続きました。前回の講座はソーシャルインパクトについてだったのですが、自分のビジョン・ミッションやビジネスモデルでどういうソーシャルインパクトを作っていけばいいのか、なかなかアイデアが思い浮かびません。講座内ではそれなりのことを書き上げるのですが、家に帰って見直してみるとなんか違うような気がしてきます。

〈ビジョン〉
暮らしに明日への活力(圧倒的リアリティ・当事者意識)が溢れている
〈生み出したい変化〉
①過疎の地(西和賀)が社会起業家にとって最先端の学びの場になっている
②子供が将来働きたい仕事ランキング上位が西和賀にある
③過疎の地(西和賀)で暮らすことがステータスになっている

うーむという感じです。

中間発表当日は、一人10分の持ち時間で発表が行われます。
内容は下記です。

・解決しようとしている社会課題
・Why(なぜ私はこの課題に取り組むのか?) 
・How (どうやってこの社会課題を解決しようとするのか?) 
・What(具体的に何をするのか?)
・Who(誰に対して)

当日、他の方の資料を見るとどの方もクオリティがとても高く、とても萎縮してしまいます。発表も上手で、よく練習してきているなと感心しました。
自分の場合は、Whyが長くなってしまい、後半時間が足りなくて最後は早口になって終わりました。もっと練習を重ねれば良かったと少し肩を落としました。

最後にグローバルメンターと呼ばれる方々から発表者全体へのフィードバックをもらったので、何点か気に止まった言葉をシェアします。

ダイバーシティがあるのがこのチーム(SIA2019メンバー)の価値、ネットワークが宝になる、卒業生同志がどうネットワークを作って切磋琢磨するのか、受益者だけじゃなくてSIAを受けた人同士の化学変化まで言えれば価値になると思った。

広げることを焦らなくてもいい、それよりも10人の人にきちんと届けるように、10人の方がインパクトある、10人が100人になる。

プレゼンは見る人がみたらバレる、SIAの価値、最初作ったものはしょぼい、どうやって作っていくかが大事、一緒に磨いていくのは生徒だったりメンターだったりする。

プレゼンは短くなればなるほどよくなる、録音をする、自分で聞く自分の声がどんな印象か聞いてみる、録音してブラッシュアップしていく、100回くらいできればいい、リズム感が出てくる、パッションは稚拙でも感じる、リズム感を出せる練習ができればいい、時間厳守は絶対

自分が当事者っていうのは大事だけど自分に偏ってしまわないように調査することが大切。

知らないことを知っていると言える、当事者には勝てない、印象操作ができてしまうので事実を大事にしてほしい、本当のことは広がる。

現場を良くしてほしい、サービスに関わっていない人たちはどうなればいいのかっていうのが言えればいい、その人が参加することが価値がある、ファンになって育ててくれる人になってくれる。

ちゃんとコミットしてもらって幸せになってもらう、最大化より最適化、類似の業種とどう違うというのが言えればいい。

課題の洗い出しをした方がいい、世の中に出ていないデータを大事にしてほしい、答えを出し切る、社会構造として何が問題なのか、だからこれをやる、国を超えてみる、越境して考える。

手法とかもっと工夫するのはありか、声のトーンやスピードを大切、日頃の練習が大切、最後に助けてほしいことを言う、5個言えるか言えないかが大切。

自分ひとりでやらない、コレクティブインパクトが大切。

要はどうやって収入源を得るか、共感で口説けるのは1回だけ

美味しい、楽しい、かっこいいに人は集まる

優秀なスタッフを集める ワーキングマザーがチャンス

自分自身が折れてはだめ どこからからかは80%で走り始める

言葉はスパッと言っていったほうがいい


等々でした。改めて練習の大切さに気付かされましたし、広がることよりも10人にきちんと届くということが大切ということに少し救われた気がしました。

発表した他の参加者からもたくさんフィードバックをいただき、とても励みになりました。自分が他の方の発表を聞いているとき、もっときちんと聞かなければと少し反省もしました。結構ポジティブなフィードバックが多かったのと、自分が足りていないななんて思っていたところには的確なコメントが入っていたりもしました。

そしてこれから


最後まで読んでくれてありがとうございます。中間発表後、メインメンターとのメンタリングがあり、自分の世界をもっと出したほうがいいと言われました。枠組みにとらわれてしまっているようだが、それを取っ払い、純粋に自分が見たい世界について表現すればいいと言っていただき、だいぶ肩の荷が下りた気持ちです。まだ、まわりの人に合わせるという学校で刷り込まれた作法が抜けきれていないようで、自分を小さく見るクセがついていたようです。これから、自分がなぜこの社会課題に取り組むのかの2分間の動画作りや、2月26日の発表に向けた資料作り、事業計画作りで自分の内面にある世界観をクリアにしていきたいと思います。

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