見出し画像

ハッカソン参加前に知っておきたい「9つのこと」

今日は22年の人生で初めて参加した「ハッカソン」での学びを共有したい。

プロフィール

長崎生まれ。長崎育ち。
2000年生まれの22歳。
大学4回生。身長167.8cm。
2021年10月 地方・長崎のスタートアップで長期インターンを開始
2021年12月 社長登壇イベントの企画・集客・運営・司会
2022年1月 メインサービスのSNS運用を任せられる
2022年4月 本格的にInstagramの運用を開始
2022年9月 Instagramフォロワー5000人&売上300万達成
2022年11月 ハッカソンでピッチ(惨敗)
2022年11月 インターン継続中〜



ハッカソンで得た「9つの学び」

①初対面同士のチームはストレスがスゴイ

基本的に、チームのメンバーはその日に初めて出会った「初対面同士」である場合が多い。

お互いが何を得意としているのかもわからないし、どんな人かも分からない。

さらに、自分の考えと合わない人がいたり、主張が強すぎる人が1人でもいると、かなりストレスが溜まる。

そんな中で、1つのプロダクトを作り上げていかないといけない。

慣れた人同士の環境では味わえない「難しさ」を体験できるというだけでも、ハッカソンに参加してみる価値はあると思う。




②役割分担が難しい

チームの中に、「自分はコレが得意です!」という特技を持っている人が少ないと、役割分担の難易度がかなり上がる。

ぼくが今回振り分けられたチームは、5人中1人がエンジニアで、それ以外は特に「得意な分野」を持っていなかった。

何を任せたらいいのか?何を自分はやったらいいのか?

その見極め次第で、進捗スピードがかなり変わってくる。




③意見を否定するとアイデアは出ない

新しいサービスのアイデアを出し合う「アイデアソン」。

「アイデアソン」では、発散と収束を繰り返しながらアイデアを1つに絞っていく。

発散のポイントは、とにかくなんでもいいから思いつく限りアイデアを出し合うことが大切だ。

この時に、他の人が出した意見を否定する人がいると、一気にアイデアが出にくくなる。




④「軸」がないと決まらない

アイデアソンで出たたくさんのアイデアの中から、実際に作っていくアイデアを1つに決めていかないといけない。

その時に「軸」がないと、どのアイデアを採用するか決められずに、時間だけが過ぎていく。

アイデアを1つに絞っていく時に使える「軸」で代表的なのは、次の4つ。

①売上
②市場規模
③革新性
④ユーザー数

この4つのうち、どの軸を設定するかで選択はかなり変わってくる。




⑤プレゼンの5つの極意

「伝わるプレゼン」に必要な極意は、次の5つだ。

①1スライド、1メッセージ
②オーディエンスを見て話す
③自分の言葉で伝える
④声の抑揚
⑤熱量

①1スライド、1メッセージ
スライドはとにかくシンプルにつくった方が、観客に伝わりやすい。削れるところはとにかく削ってみよう。

②オーディエンスを見て話す
スライドの方ばかり見て話しても、観客の心には何も届かない。スライドは見ずに、観客の目を見て話そう。

③自分の言葉で伝える
スライドの文字を読むだけでは、言いたいことは伝わりづらい。とにかく自分の言葉で、自分の経験を交えながら話すことを心がけよう。

④声の抑揚
声に強弱がないと、聴いている方はだんだん眠たくなってくる。伝えたいメッセージは強く、想いを込めて話してみよう。

⑤熱量
上の4つよりも、プレゼンにおいて何よりも大切なのが「熱量」だ。どんなに素晴らしいアイデアも、プレゼンターの言葉から熱量が伝わらないと、何も伝わらない。観客の感情を震度5強ぐらい揺らすイメージで、観客にあなたの熱量を伝えよう。

この5つのポイントのうち1つでも欠けると、せっかく良いものを作り上げても、観客には何も届かない。

ぼくは、今回にハッカソンでプレゼンターを務めが、④と⑤ができずに大きな減点をくらった。(詳しくは以下の記事を読んでみて欲しい)

プレゼンは、「伝え方」が9割だということを覚えておこう。




⑥ハッカソンは非エンジニアでも楽しめる

ぼくは今回、マーケティング・デザイナー枠で参加した。

コードは全く書けないけど、十分にハッカソンを楽しむことができた。

エンジニアは、コードを書いて開発するのが大好きだけど、発表とかスライド作成は得意じゃないという場合が多い。

だから、「自分はエンジニアじゃないから、ハッカソンは参加できない」と諦める必要はない。

むしろ、開発に集中したいエンジニアにとって、資料を作ってくれたり、発表が得意な人がチームに居るとスゴく助かる。

ぜひ怖がらずにハッカソンに参加してみて欲しい。




⑦企業がハッカソンを開催するワケ

企業がハッカソンを開催する1つの目的は、優秀なエンジニアを採用したいということにある。

エンジニアとしての働き口を探している場合は、ハッカソンも1つ良い選択肢になると思う。

また、ハッカソンは新たなつながりも生まれやすい。

今回もハッカソンの開催期間中に、あらゆる企業の経営者が会場に訪れた。

そうやって、経営者同士、参加者同士のつながりが広がっていくのも、ハッカソンの1つの魅力なのだ。




⑧ハッカソンは1種類だけじゃない

ハッカソンには、色々な種類がある。

アイデア出しがメインのハッカソンもあれば、開発がメインのハッカソンもある。

なかには、プレゼン資料は禁止で、プロダクトの完成度のみで勝敗が決められるものもある。

ハッカソンに参加する際には、詳細を確認してから参加しないと、「思ってたのと違う」ということになりかねないので、注意しよう。




⑨自分の「得意」に気付ける

普段会わない人とチームを組むことで、自分では普通にやっていることが、他の人から見ると「スゴイ」と思われることに気づく。

ぼくはInstagramで投稿を作成していく中で、デザインをつくることに慣れていた。普段はプロのデザイナーが近くにいるため、デザインをつくることが自分の得意だと思ったことはなかった。

だけど、今回デザインが得意な人がチームに1人もいない中では、自分が普段やっている事を生かしてフツーにつくった資料を見て、「めっちゃスゴイですね!」と言われた。

そこで初めてぼくは、「デザインが得意だったんだ」と気づいた。

こういう風に、いつもと違う環境に飛び込むことで、あなたが普通にやっていることが、実はスゴイことだったんだと気づく事ができる。

これもハッカソンの魅力の1つだ。




最後に

3日間のハッカソンを通じて、ココに書ききれないぐらい多くの学びを得ることができた。

これからは、ハッカソンを通じて明確になった「得意」を伸ばしながら、「苦手」を克服していきたい。

ぜひ、ハッカソンに参加したことがないという人も、怖がらずに参加してみて欲しい。

コードがかけなくても、学べることはたくさんあるし、自己分析の場にもなる。

ぼくも、機会があったらまた絶対に参加する。

19日目、クリア。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?