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「ワクワク」を突き詰め続けた4年間の話 の続き

先日書いた記事の続きです.いろいろと終わる前に終わった感出して書いてしまったので,終わった後の感想を少しだけ書きます.

2021/8/1,2追記
いよいよ僕の最後の総文祭が終わりました.
審査は残念ながら振るいませんでしたが,思っていた発表はできたので良かったかなと思っています.あまりほかの参加者と交流できなかったのが心残りですが...

決して楽な部活ではなかったし,うまくいく未来が見えないまま寝る間を惜しんで実験に明け暮れていた日々もありました.寝不足で結構つらかったです.

でもたくさんの方に出会って,科学部の顧問の先生や先輩方,同級生,後輩といった,同じ夢を掲げてお互いを刺激しあう仲間がいたから,見ず知らずの高校生を助けてくれるたくさんの心優しい大人がいたから,今回のように全国総文という晴れ舞台で活動を終えることができました.

あの日,先輩が,ペーペーの僕を「一緒に頑張る仲間」と言ってくださったからこそ,その言葉にこたえようと頑張ることができたと思います.

ここで感謝を述べるのも場違いな気もしますが,本当にありがとうございました.

2021/8/13追記

酸化してからだいぶん時間がたってしまいましたが,神戸で行われたSSH生徒研究発表会(SSF)に参加してきました.

一言でいえば「国から支援を受けて特色ある理数教育を実施する制度」です.その一環で大抵の学校が「課題研究」なるものを取り入れています.その成果発表会になります.
この大会は全国に約200校あるSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定校の代表が一堂に会して研究発表をする,というもので昨年はオンライン開催,今年は2日間に分けて感染対策を十分に行ったうえで現地開催されました.

SSHについてはこちらが分かりやすいかと思います.興味のある方はこちらをどうぞ.

まあすごくいろんなことを感じ取れた1日でした.

まずエグイ.同世代の研究がこんなにレベル高いんだってビビり倒してました.多岐にわたる研究テーマを引っ提げて,いろんな検証をもとに様々な事実を明らかにしていく流れを聞きながらとてもワクワクしてましたね.こういった方々と繋がれたのは一生の財産になるかなぁと思ってます.

そしてこれまでにないくらい色んな人から僕の研究に対してフィードバックを得られました.審査員としていらっしゃった大学の先生,他校の生徒やその引率の先生などなど,本当に多くの方からご意見をいただきました.

「置換の偶奇とか,置換の性質をもう少し勉強してみると面白いかもね」
「こうやって構造化しているのは,どういう目的があるの?」
「こういった分野で使えるのはとても面白そう!可能性を感じました!」

などなど,ここには書き出せないくらい,本当に多くの気づきと,自分のやっていることが分かってもらえたという喜びと,これからの学びに対するモチベーションを得られました.本当に楽しかったです!

そして最後に

こうやって総文やSSFといった貴重な機会をいただけたこと,科学部や課題研究でとことん面白いことをさせてもらえたこと,科学部に誘ってもらえたこと,全部全部めぐりまわって今の自分を作ってもらえたなぁと感じます.

学校の先生方,先輩方,同級生,後輩,研究を見てくださった大学の先生方,企業の方といった,たくさんの方に支えられて駆け抜けることができました.どれだけ感謝しても足りないくらいです.本当にありがとうございました!

そして高校の間での研究活動はこれでおしまい.でもまだまだやることはあります.微力ながら僕も誰かを支えられたらと思います.

僕がやりたいことをできたように,誰かのやりたいことを僕なりの形で支援できたらと思います.

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