ケータイのない生活


ケータイと書いてると世代がバレるらしい。
今はスマホよね。けどケータイなんよなぁ。

先日うっかり義実家にケータイを忘れてきてしまい、半日くらいケータイのない生活をした。

久しぶりだった。

いつだって手元にあって、何かあってもなくても開いているケータイ。

不思議と焦りはなくて、なんならちょっとホッとした。どこにあるか検討がついてたからかも。

ないなら連絡取りようがないし、仕方ない。
けどそんなに大した用事は滅多にない。
強いて言うなら娘の可愛い瞬間を撮れないことぐらいで、あとは問題なかった。

このタイミングに地震やらアクシデントに巻き込まれていたら最悪だったんだけど、幸いなにも起きなかったらなんてことない、むしろケータイ以外に目を向けられるいい時間になった。

娘が寝てからのお一人時間はいつもならケータイをいじっていたが、テレビをながらスマホじゃなく見れた。久しぶりにテレビゲームをやった。

勉強や読書とかだったら素敵だったかもだけど、ゲームもなかなか面白かったよ。

誰とも繋がらない時間。

それはそれで必要なのかもって思った。

今日もケータイをわざと置いて出かけた。そして電車に乗った。

ケータイに交通系電子マネーを連動してさせていたので、置いてくと切符を買うしかない。

切符を買ったら行き帰りとも、両思い切符でテンション上がった。
両思い切符とは4桁の番号の端と端が同じ数字で挟んであるもののことを言う。
中の数字がパーセンテージで、桁が大きい方が両思い率が高いと言うものだ。

そして改札に通すワクワク感。
いつ見てもシュッと向こう側に切符が出て行くのが面白い。
今はピッとかざして通れるので切符の券売機の台数も少ないし、通れる改札も少なくなっていたことに気づく。

降りるまで切符を無くさないようにしないと、とちょっとした緊張感も新鮮だった。(ケータイを忘れないようにする緊張感も持ち合わせたい)

電車に揺られてる間は景色を楽しむことにした。
流れる景色はやっぱり好きだ。
乗客を見ているとやっぱりスマホを見ている人が多い。そう、なんだかんだ見ちゃうし楽しいのだ。わかる。

ラーメン屋にも行った。券売機なので現金。
そしてラーメンができるまでの待ち時間はお店の観察。
そう、ケータイがないと最も暇な時間の一つに入るのではないか?
今度は流れる景色もない。とりあえずメニューや美味しいごはんの食べ方を見てみる。熟読した。
お昼の混んだ時間を避けたけど、それでも待ち時間が長く感じた。
お店の人の威勢のいい掛け声を聞いてちょっと恥ずかしくなってしまった。笑

話は逸れるが、味変用にカウンターに色々な調味料が置いてあるところない?どれ使っていいのかわかんなくて1回目は触らずに終わる。

昔ラーメンにお酢を入れると美味しいって教えてもらったことがあって、やってみたら美味しくてびっくりした。

ケータイがないと、街の雰囲気を感じることができるように思う。手元で調べようがないので、自分で歩いて探した。あと、なんだかゆったりした気持ちでお店に入ってじっくり雑貨も見れた。
それはたぶん今日は娘と一緒じゃなかったからって言うのも大きかったんだけど。

そんな感じで、ケータイなしおひとり様タイムを満喫した。

やっぱりあると便利だし、ネットで買う方が早かったり種類も豊富だったり、全くケータイ要りません!とはならない。

今もnoteはケータイで作ってるしね。

けどスマホ断ち時間もあっていいかもなってお話でした〜。


読んでいただきありがとうございました!

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