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優しさに救われた話


先日、家族で買い物に行った。


娘の服でも買おうかな〜と一緒に選んでいた時にそれは突然やってきた。


トイレ!!


えー!今!?いや、出る時に把握してこなかった私が悪い…いや、でも2時間ほど娘と別行動していた旦那よ、トイレいつ連れてったんだ!?(食事を2人でしていた)


あー!そういえば…という顔をした旦那。
パンツになってもう随分経つだろうが!!しっかりしろ!と言いたかったところだが、とにかくトイレに連れて行かないといけない。


すいません、お手洗いどこですか!?
このビルにはないので近隣のビルでお願いします〜


ひぇー!そんなことあるの!?そんなことあったのだ。
ぎゃー!!とにかく娘を担いで急いで近くのビルのお店へ!階段を駆け降り、早足で娘に間に合うか聞きながら…あった!トイレだ!


がーーん!なんとトイレに行列が!!オワター

と思っていたら、突然娘が


代わってほしい!と切実なる訴え…

そんなこと自分で言えるのか!という成長に驚きつつ、いや、でも…みんなトイレ行きたいし…いや、わかるそうだよね、本当にごめん、私らのミスや…


と狼狽えている私に、前のお姉さんが
先どうぞ!と譲ってくれたのだ。

すみません、と一礼し、お言葉に甘えさせてもらった。


なんとかトイレ、間に合った…と言いたいところだが、やっぱり我慢の限界だったようで着替えが必要だった。


だがお姉さんのお陰で大惨事にはならず、ほんのちょっと惜しかったねって程度で済んだので、本当に助かった。


洗面台のところでお会いできたので、改めてありがとうございました、助かりましたとご挨拶をした。


そしたらお姉さん、いえいえ、間に合ってよかったです〜!ととても爽やかに言って出て行かれた。


なんて素敵なお姉さんなのだろう…。


あの優しさ、本当に助かったし嬉しかった。
お姉さんにいいことが沢山起きてほしい。


そしてこんなことが起きないように、ちゃんとトイレの時間はお互いに把握しておくべきだなと思いました。

ごめんね娘、そしてお姉さん。


ちょっと話は変わるけれど、セルフレジのことでモヤモヤして、モヤモヤを書き出せば書き出すほど、子連れの立場で発するとすごく傲慢にも思えて書いては消してを繰り返している。


私はお姉さんの優しさに救われた。


とにかく、お姉さんの優しさがすごく嬉しかったんだ。


それだけなんだ。


お姉さん、本当にありがとうございました。


読んでいただきありがとうございました!





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