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最強キャラ論争、ついにここに決着?! ブロッケンJr.の最強説は本当なのか? の法則。

おはようございます、SUKESANです。
1985年11月8日発売『キン肉マン マッスルタッグマッチ』には8人の人超人が登場しますが、どのキャラが最強なのか論争は今の2023年になっても途絶えません(と僕が思っているだけなのか?)。逆に言えばそれくらい愛されて、遊ばれた作品なのです。

僕も小学生5年年、もちろん漫画、アニメの『キン肉マン』絶頂期の時でしたので、バンダイか……ちょっとやばそうだな……という不安を超えて友達を共同出資をして購入したのを覚えています。

登場キャラクターは「8超人」
●キン肉マン
●テリーマン
●バッファローマン
●ラーメンマン
●ブロッケンJr.
●アシュラマン
●ウォーズマン
●ロビンマスク

そしてもちろん「対戦」に夢中になったのですが、僕は「アシュラマン」が好きでずっと使っていました。しかし、まあ勝てない……。本作では「バスター系」である、「キン肉マン」「アシュラマン」「ロビンマスク」の必殺技はその威力は高いものの、相手の「背後」に回り込むというのが条件だった為、ちょこちょこ動かれると、まあ偶然か、相手の体力を低くし、動きが鈍く、もしくは「ごめん、ちょっと動かないで」と友達に頼む以外、そのチャンスはやってこないのでした……。

本作は当時のゲームとしては実はよくできていまして、各キャラクターのそれぞれの行動に細かい数値が設定されています。移動速度から、パンチ、キック、ラリアット、必殺技の攻撃力もそれぞれ振り分けられているんです。

GCCX様より引用

さて、ここから「最強キャラ論争」に足を突っ込んでいくわけですが、まず、本作において「必殺技の使いやすさ、威力」というのは試合を大きく左右する要素になります。

また、以下のように、大きく分けてみましたが、「バスター系」はその点非常に不利です……。続いて、「突進系」も相手が上下に動いたり、ロープの反動を使った反撃で返せることが分かってくると完全に無力化します。

●キン肉マン(バスター系)
●テリーマン(特殊、突進系)
●バッファローマン(突進系)
●ラーメンマン(突進系)
●ブロッケンJr.(飛び道具系)
●アシュラマン(バスター系)
●ウォーズマン(突進系)
●ロビンマスク(バスター系)

すると消去法で、ブロッケンJr.の「毒ガス攻撃」飛び道具が強い! となってきて、実際に当時の子供たちの中でも「ブロッケンJr.は使用禁止」となり、最も嫌われる攻撃と思われ、実際に今の時代でもそれが定石の部分があります。が!
ここでもう一度上の表をみてください。

このゲームで非常に大事な要素となる「移動速度」の数値を見てみると、ブロッケンJr.は8キャラ中「最低」の数値なんです。また、必殺の毒ガス攻撃の威力も「最低」の威力となっています。

つまり、唯一の飛び道具使いというアドバンテージはあるものの、この致命的な二つの欠点により、実は最強とは言えないキャラなのがわかってくる。ではブロッケンJr.が最強でないとすると誰が最強の座を?

答えは
●テリーマン(特殊、突進系)

ちなみに、テリーマンの必殺技は『カーウランディング』だと思われがちですが、『ブルドッキングヘッドロック』

彼の必殺技『ブルドッキングヘッドロック』は、例えるならストリートファイターⅡ、「ザンギエフのスクリューパイルドライバー」のように、相手がジャンプ中だろうと、攻撃モーション中だろうと吸い込みます。これがマジで脅威。

おそらくは当時の子供たちは「必殺技の見た目が地味」(シュッって動くだけ)なので、あまり好まれていなかった部分もあり、その恐ろしい性能に気がついていなかった。テリーマンが最強なのが今まであまり語られず、ブロッケンJr.の毒ガス、飛び道具、ハメ的なイメージが先行していったのだと思うんです。

もちろん、プレイヤーの腕(ミートくん運)が勝敗を左右しますので、キン肉マンがテリーマンに勝つこともありますが、数値的に消去法でいくと、確実に最強なのはブロッケンJr.ではなく、

「テリーマン」!

だといえると思います。異論は認める! ので、他にもご意見いただけると嬉しいです。この年、時代になってこういうことで本気になれるって楽しいよね。

最後に……
海外版では、いわゆる「ドイツ、ナチ」関係はご法度なので、ブロッケンJr.は「ジェロニモ」に変更され、毒ガス攻撃は「斧を投げる」になっております。でもさ、ジェロニモも開拓時代〜で……まあ、いいか。

SUKESAN
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