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創作経緯『情報を小説にする』
僕が小説を書くときネタにするのが、本だ。
一冊の本を読めばまったく新しいことを知れるし、それが小説でなければ一部を小説にすることができる。
今回参考にしたのが『悩まずにはいられない人』だ。
(こういう内面をさらけ出した本を読んでいると知らせてしまうのは恥ずかしい)
内容は、その中の一部をまとめると、幸せになる方法を実践せずに不幸を嘆いてばかりいるのは不幸に依存しているからだ。というもの。
こ
創作経緯『ロボットと優しさとぬくもり』
僕がリビングでうつぶせになってうとうとしていると、母が布団を掛けた。
そのとき、下はホットカーペットですでに暖かったけれど、掛けてもらった布団を暖かく感じた。
というところから、布団を掛けられたシーンを混ぜて小説を書くことにした。
でもそのまま書くのもおもしろみがないし、そのシーンが小説の肝にならなきゃいけないと考えていた。
このシーンは人間らしいシーンだから、ここをあえてロボットにしたら人間
創作経緯『1mm法師の場合』
今回の創作経緯は『1mm法師』。
1mmの小人が、男の体内に入り、男の命を助ける話だ。
正直、内容も内容なので、そこまで深く考えて書いたものではないが、笑える話にしたかった。
僕がお風呂から上がったときに、小人が誰かを助けてくれる話にしようと思った。それから、「慣れてます」感を出して助けてくれたらおもしろいんじゃないか、と考え、1mm法師は事務的に命を救うキャラになった。保険の場面がそれをよく
創作経緯『私の枠にハマってほしい』
枠にハマる。
凝り固まった価値観や、イレギュラーな仕事が舞い込んできたときに断ることなどを言う。
多くの人が、枠がない方が好きだと思う。
柔軟で、前例にとらわれない。
先進的な感じがする。
それでも、人は枠にハマってしまうし、枠をつくってしまう。枠をはみ出るのが嫌になる。
いままで日常生活を送っていて、いろんな人に出会った。明るい人、暗い人、スベる人、まとめる人、熱い人――。
明るいと思っ