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多様性社会における「こだわり」の行方

■多様性社会って何?

国籍、人種、性別、年齢、、、多様性社会への移り変わりを日々感じるこの頃。皆様どのようにお過ごしでしょうか。

多様性社会について様々な解釈があるかとは思いますが、僕自身としては

「内面や外見など様々な個人の違いについて理解を深め、特徴における不平等の改善、個を活かした社会的発展を目指すこと」と捉えています。

最近は多様性をベースとした駄言がテーマのタブー本も流行し、より一層社会における意識が高まっているように感じます。正解不正解のように取り上げること自体が多様性としてどうなのかなという感じもしますが、諸々是正されていくことにはもちろん賛成です。

多様性社会は人それぞれの個性や価値観をお互いが理解しあうことが、始まりだと思います。

タブーを気にしすぎて、当たり障りのない会話を続けていると社会の発展は望めません。お互いを尊重し、理解し合うという関係性づくりが第一に行うべきかと思います。この点が曖昧なまま言葉が一人歩きすると、「個にかかわること全ての発言がタブー」という空気感もでてしまうので、何を話していいか分からなくなるので注意したいところですね。言葉選び、、難しい。

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■多様性社会における「個人の意思」とは

自分以外の人のことを尊重し、認める。とても素晴らしいことです。そうすると自分はどこに行くのでしょう。価値観のラインについて簡単にまとめてみました。

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このように人には間合いのようなものがあり、日々人と接する中で、この円を調整しています。

■誰と接しても変わらない自分の個性

あとの二つは理解しやすい部分だと思うので説明は割愛させていただきますが、「誰と接しても変わらない自分の個性」は自分の人種や身長といった身体的特徴や内面の根幹的な部分もさします。

内面の根幹的な部分というのはいわゆる「価値観」や「こだわり」ですね。他人への理解を深めることを前提とした多様性社会では、こだわりは一見不要なものに見えます。ただ僕自身としては、扱い方を理解すれば、非常に重要な部分と考えています。

多様性社会の中でこの部分の個性に関して、普段から前面にだすことはあまり望ましくありません。軋轢の素です。ただ、この部分を持たないと自分の存在価値がぶれてしまいます。。

ではどうしましょうか。

■「こだわり」は現代を生き抜くサバイバル用品。

こだわりってあればあるほど、自分を守ることができます。でも荷物が多いと持ち歩くのってもちろん大変ですよね。たくさんの荷物を持つということは身を守れるけど、身動きが取りづらいということです。これはしんどいですね。

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たくさんの荷物を増やして、身を守る。僕の感覚ですが、これは前時代的な要素が強いと思います。多様性社会に向かうということは、外側に向けた協力の動きも高まっています。その分、応用力が効く身軽なこだわりを身に着けるのが今の時代の生き方にはフィットしてるかと思います。サバイバルナイフみたいなの一本で動き周れる方が強い。

■こだわりは「見せ方」と「使い方」が重要

身軽で応用が効くアイテムとして「サバイバルナイフのようなこだわり」というのを例に挙げました。

それでは、このこだわりはどのように扱いましょうか。

急にナイフ自慢してくる人って誰でも嫌ですよね笑。見せびらかしたくなるのは分かりますが。日常的に良さを知ってるのは自分だけで充分です。日々研いでください。大事な局面の時に本当に使えるタイミングってのが来ます。外に向けるのはその時でいいんです。

こんな感じで「こだわり」って日々自己満足の為に研鑽し、人に見せる時はエゴと自覚すること。外で使う時はシーンを見計らうこと。社会の為に使う意識。これができると自分にとって、周りにとっても「こだわり」がとても大事なものになります。

■円の大きさは日々変わることを知る。

最後に注意したいのが、円の大きさは割とすぐに変わる。ということです。自分に自信がない時はもちろんこだわりの部分も一緒に小さくなってしまいます。そうすると人に合わせることがベースとなって、ついつい誰かのヒョンな一言で落ち込んでしまいます。

こんな世の中で人の顔色ばかり伺う必要はもう無くなってきてるのかなと思います。お互いが相手のことを考え合い、自分の個を愛せることができていくいいですね。

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