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いつの間にそんなデカくなった⁉

今日長女の高校の入学式が行われた。

中学から同じ学校に行っているため、あまり「高校入学」という感慨はないのだが、自分の子どもが高校生だと思うと、われながら結構びっくりする。

まさに、「いつの間にそんなデカくなった⁉」という感じである。

何年か前はあんなに小さかったのに…

かつて自分が子供だった頃、親からこの言葉を言われるのが無性に嫌だった。いつまでも子ども扱いされているような気がしたのだ。

だが、今なら自分の両親が言った気持ちや、この言葉の裏に隠されている思いが分かる。

「こんなに大きくなるまで育ってくれてありがとう。今日という日を一緒に迎えられたことに感謝」

その言葉のアウトプットが、「何年か前はあんなに小さかったのに…」なのである。

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今にして思うと、子育てというのは本当にあっという間だと思う。手探りで始めた「親」も、既に16年目である。

節目節目で思うことはあったのだろうが、今となっては苦しかったことはほとんど覚えていない。覚えているのは大半がポジティブなことだ。
とても楽しく、幸せな時間だったのを認識している。

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今年の入学式は、世の中の状況もあり、保護者の参加が各家庭1名に制限されていた。式には妻が出席したため、ワタシには「娘の高校入学日!」という節目感があまりない。

行っていたら感慨も深いのかもしれない。

ただ、自分の娘が高1になったと思うと、「ウザい」と思われるのを分かっていても言わずにはいられないのである。

「いつの間にそんなにデカくなったの⁉」



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