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出てきた結石の成分分析結果と対策~カルシウムを相当意識して取らねば~

尿路結石の記事は結構ビュー数が多く、腎結石をお持ちの人や、同じ症状を経験した人が多いのかと思いました。

それで、続編として出てきた石の成分分析結果と今後の対策について書きます。

結石の成分分析結果

成分分析表を渡されて、98%「シュウ酸カルシウム」でした。最もメジャーなものです。結晶はゴツゴツと火山石みたいで、こんなもので尿路がふさがったら痛いし、血も出るに違いありません。なお、他の成分としては尿酸カルシウム、シスチン等があります。

おそらく、最も軽度と思われる私のケースだったと思われますが、それでももうあの痛みは、二度と経験したくないのでこれ以上結晶を成長させない、増やさないためにも食生活改善の対策をリサーチしました。

シュウ酸カルシウムの結晶なのでまずシュウ酸を減らす:シュウ酸は何に含まれるのか?

まずシュウ酸を減らさねばなりません。シュウ酸が多く含まれる食べ物は、

ほうれん草、キャベツ、レタス、カリフラワー、ブロッコリー
サツマイモ、ナス
チョコレート、ココア
コーヒー、紅茶、抹茶、煎茶、ウーロン茶
バナナ
ピーナッツ、アーモンド

ちょっと待った~、私の大好物ばかりではありませんか!しかも、ハーバード大学があげた5つの健康にいいことである、「ナッツ類を食べること」、「コーヒーを飲むこと」を実践しているのに両方入っている。

<引用>

カルシウムを取って対策する

上記尿路結石症治療ガイドラインによれば、カルシウムを取ることで腸内でシュウ酸とカルシウムが結合して排出されるそうだ。さらに、DHAやEPAもシュウ酸を減らす効果があるので含む食品を取るとよいとのこと。
注意点としては、脂肪成分を多く含む食品を多く取ると、脂肪酸とカルシウムが結びついてしまい、シュウ酸が残ってしまうということだ。

よし、カルシウムを多く取ろう。

1日に必要なカルシウム量は?

では必要なカルシウム量を取れているのか、計算してみた。

によれば私が必要な1日のカルシウム量は700mgだ。典型的な食事を想定して計算してみる。

朝食:ヨーグルト 70mg、グラノーラ16mg、牛乳(カフェオレ)30mg、パン20mg
昼食:牛乳(カフェオレ)30mg、麺類80mg
夕食:牛乳(カフェオレ)30mg、豆腐類50mg、野菜・わかめ類100mg、ごはん10mg、おかず70mg

http://www.jpof.or.jp/prevention/calcium/

マズい、全然足りていない!

合計506mg。全然足りていない!日本人の平均も全世代で足りていないそうだ。
これは意識的にカルシウムが含むと思われる食べ物を取らなければいけないと改めて認識。麺類やご飯にはあまり含まれていない。

よって、次の方針で対策することとした。

1.シュウ酸の摂取を減らす
 量が調整可能なものは、気持ち減らす。チョコ、コーヒー、ナッツ類。
お茶はシュウ酸の少ないほうじ茶・麦茶か水にする。チョコを食べる時牛乳も飲む。
2.カルシウム摂取量を増やす
 朝、パンにとろけるチーズを追加。カフェオレの牛乳多めに。
鰹節やジャコを豆腐・ご飯に振りかける。
ビールのお供にチーズを必ず食べる。ご飯は納豆やひじき、昆布と共に。
味噌汁の海藻多めによそおい、煮干しも食べる
3.脂肪分が多い食品も控えめに。

これで、+200mgは達成できそうです。

また、アスリートはさらに多めにカルシウムが必要とのことで、運動する際はさらに取る必要ありとのこと。

石を成長させないために、水分摂取を1日2リットル以上上下する運動でウォーキング、ランニング、縄跳び等を実施すること。在宅勤務で怠りがちなので気をつけないと。

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