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すぐに勉強を始めるためのtips

勉強をやらなくてはいけないことは分かっているけれど、なかなかやる気にならない。その結果無駄に時間を過ごしてしまうことはよくあることだと思います。受験勉強に限らず大学でのレポートや提出物についても言えることだと思いますが、このような姿勢はもちろん良くないです。しかし、ちょっとした工夫をするだけで意外と物事をスムーズに進めることができます。今回はその工夫について話します。


1.やるべきことを明確化する


行う作業が大変であるほど、また、やるべきことが不明瞭であるほど、やりたくないなという気持ちが強くなってしまいます。そうすると、作業を先延ばしにしてしまい、結果非効率に時間を使うことになってしまいます。

やるべきことを明確にするためには、今から行う作業を紙に書き出すことが大切です。頭の中でやるべきことがわかっていても、実際に書き出すことで、やるべきことが視覚化され、仕事を始める際の障壁を低くすることができます。

また、時間がかかる大変な作業は、いくつかの作業に分割することも必要です。その上で小さくなった作業に優先順位をつけます。何をどの順番でやっていけば良いのか明確になることで、100パーセント集中して作業をこなすことができるようになるのです。

こうすることで作業の先延ばしを防ぎ、時間を有効活用できるようになります。


2.勉強前に5分の準備時間を設ける


やる気が起きない場合には、机に向かって5分間これから行う作業の準備をすると効果的です。

先延ばしにしてしまう原因として、なかなか机に向かうことができないことが挙げられます。準備だけをすれば良いと考えることで、気楽に机に向かい、勉強する体勢を整えることができます。

具体的にはノートと参考書の該当ページを開くこと、筆記用具を出して、タブレットやパソコンの該当箇所を開いておくことなどです。この際気が逸れてしまう要因を排除しておくとさらに集中できる環境を整えることができます。スマホを別の部屋に置く、パソコンの使わないタブを閉じておくなどがこれにあたります。実は、マルチタスクをしたり、今やっていること以外のことに意識が向いている勉強は学習効率を下げることが明らかになっています。

準備だけするつもりで机に向かったとしても、ここまで揃ってしまえば自然とやる気が出てくるものです。作業そのものに抵抗を感じてやらなくなってしまうことよりも、作業を行うまでの体勢づくりに嫌気がさしてなかなか勉強を始められない、ということが実は多いものです。


3.ポモドーロテクニックを利用する



人が集中状態に入るまでには「23分」かかると言われています。その間に人に話しかけられたりすると、集中が途切れ、少なくともまた23分間待たなければいけません。それを防ぐためには「スマホを機内モードにすること」、「他の人に、今邪魔したらまずいと伝えること」が有効です。

また、集中状態になるために使える、「ポモドーロテクニック」というものが存在しますので、こちらを紹介します。

ポモドーロテクニックとは、集中的な作業セッションと短時間の頻繁な休憩をベースとする勉強方法です。集中力を最大化するために勉強を 25 分ずつのセッションに分け、短い休憩をはさんで行う時間管理テクニックです。

具体的な内容は以下の5つのステップです。
1. 達成しようとするタスクを1つ選ぶ
2. キッチンタイマーで25分を設定する
3. タイマーが鳴るまでタスクに集中する
4. 少し休憩する(5分程度)
5. ステップ2 - 4を4回繰り返したら、少し長めに休憩する(15分 - 30分)

特に1〜3の過程が重要で、集中モードに入れる環境を作ってしまうことにこのテクニックの意義があります。25分という時間で区切ることにより、基本的に1つの作業にしか集中しない環境を作り、またタイマーをセットすることで、この間は他の教科の勉強のことは考えないという状況を作り出すことができます。ステップ4, 5を続けるかはお任せします。ステップ3の後に長時間集中を継続できるのであればそれも良いことだと思います。


上記全てを毎回の勉強で行うことは大変に感じるかもしれませんが、これらのプロセスを習慣化してしまえば問題ありません。無意識にできるようになれば圧倒的に日々の学習効率を上げることができて、志望校合格に大きく近づくことができます。頑張ってください。


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