見出し画像

高校生活、終了。

こんにちは。詠です。

最後のチャイムが響き渡り、一瞬にして高校生活は幕を閉じようとしています。
全く卒業の実感がなかった私ですが、卒業式の予行練習をしたり、先生方から歌のプレゼントをいただいたり(素晴らしかった)、3年間の振り返り動画を鑑賞したりなんかして“卒業”という事実をグッと自分ごととして捉えはじめました。
そんなこんな今の思いを。
拙文ですが、どうぞよろしくお願いします。

遡ること2年前。夢と希望に溢れて、桜の木が咲き誇る校内に一歩を踏み出した。

1年前から始まったコロナ禍。
学校も塾も休校。受験生という心持ちを持つという環境にないまま始まった受験生生活。
2ヶ月半に及んだ休校。
お昼の放送が響き渡る黙食。
中学校生活最後のコンクールも中止。
コースまで考え、開催まで1ヶ月迫ったところで修学旅行も中止。
よかったことといえば、趣味に没頭したり、マラソン大会がなくなり、集会など全校が集まるものはリモート、高校入試の試験範囲が狭くなったこと。
、、いや良かったことも結構あったりとかしちゃう感じだな!!

そんなこんなで高校へと入学をしたわけですが小中学生時代にドラマやら映画やらで刷り込まれた理想の高校生活なんてものには程遠い高校生活が始まったわけです。(コロナがなくてもそんな青春は送れないなんて考えてはいけない。Don’t think!!)

入学後も大会が中止になったり、休校が2ヶ月あったり、学級閉鎖になったり、黙食が続いたり、相変わらず行事はリモート(正直これはめちゃくちゃ楽)、校歌はずっと静聴なので、まさに今日行われた卒業式予行練習ではほぼ歌えず歌詞カードが配られましたとさ。

コロナ禍で学生生活を送った若者として(?)、学びたくないことも人生の先輩方が学ばなかったこともたくさん学んできたわけですが、集合写真で一瞬だけマスクを外すことを許されたあの時間。絶対に喋るなと言われていたのに、突如強くなった風に思わず吹き出して怒られたあの時間。黙食中に誰がリクエストしたんだかきわどい歌詞の曲が響き渡り、学校では絶対経験しないあの気まずさを全身に背負ったあの時間。リモートで一時間まるまるミュートであることにコメントに書いても気づかなかった先生の授業を受けたあの時間。


この時代でしか経験できない私のとっても大切な青春の思い出。
我慢したことも、涙が出るほど悔しいことも、本来なら経験するという考えにもならないようなこともたくさん経験したから今があるのでしょう。きっと。

4月から始まる新生活。私は地元を離れる。
生まれ育った大好きな地元。家族友達とも。
これから先も信じられないことがたくさん起きるでしょう。いやというほど。
大好きなドラマ初恋の悪魔に登場する
「自分らしくいれば、いつか未来の自分が褒めてくれる。」
というセリフ。
このセリフを胸に、今までの経験を人生の糧にしながら生きていこうと思います。

なんとも纏まらないnoteですが、明日も早いのでここら辺で失礼します。

さて、明日は卒業式。泣いても喚いても。

(絶対泣かないし喚かない)



この記事が参加している募集

今こんな気分

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?