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ドイツはこうやって繊細さんなわたしを鍛えた③

わたしは、こうやって ドイツに メンタルを鍛えられてきたシリーズ。

1話目は、こちらから↓
https://note.com/preview/n91e3b668788a?prev_access_key=aa90fe2cede4bf9574a2c3603f323885


2話目は、こちらから↓

https://note.com/preview/nb5f4ad0408c3?prev_access_key=a5d2bfce9060dad03ef4e7ec58eea2c0


仕事中の旦那さんと、連絡を取ることも出来ない。
人も歩いていないこのバス停。
さっきの子供たちは、もう既に自分の目的地に向かってそそくさと歩いていて姿さえ見えない。
人に、道を聞くことも出来ない。
人がいたところで、ドイツ語で聞ける自信もないけど。


もう、こうなったら自分頼み。
頼れるのは、さっき見た  こっちの方向 という情報だけ。
もう、動物の勘しかない。


おおよそ住民しか歩かないであろう、住宅街をリュックを背負って歩くアジア人。警戒心が強い住民であれば怪訝な顔をして、何か言ってくるだろう。
もう、それも怖くて怖くて、そそくさ通り過ぎて開けた道に出た。


また、森。なのである。
多分、さっきの森とは違うっぽい。


動物的勘。
ここを進めば、家の近くの分かる道に出るはず。
にしても、舗装はされているけど両サイドから膝丈ほどもある雑草が生い茂っていて、かき分けて歩かなきゃ進めない状況。


それでも、わたしは 家に帰りたい。
こんなところで、迷子で力尽きる訳にはいかないの。
変な使命感に背中を押されてズンズン進む。


向こうの方には、行政の街を綺麗にする部署の車が見えた!!!
行政の人ならば、信頼して声をかけても大丈夫かも!
とそのトラックを通り過ぎるその時、車内を覗いてみた。


あっちも、こんなところに人が歩いている事が不思議だったみたいで
見返された。うん。怖い。
ドイツ人て、もちろん人にもよるけれど総じて 背が高く 日本では背が高い部類に入る163cmのわたしも、ドイツ人たちと一緒にいると こびと の気分が味わえる。


この、部署は力仕事もするからか、筋骨はっきりした お兄さんたち。
うん。怖い。


わたし、迷子じゃないです。って雰囲氣をかもし出して、まっすぐ前を向いて黙々と歩いていたら


そこには一軒の家が見えてきた。
でも、様子がなんかおかしい。
裸眼ではあまり、目が良くないので 一瞬 【ゴミ屋敷】の様に見えた。
近づいてくるに従って、状況がだんだんクリアーになってきた。


庭中に、仏像やら ダースベーダーっぽい置物やら、ハロウィンの飾り付けの残骸やら、そこに、色とりどりの電球が点滅する様になっていて、
森の中の一軒家。もう、なんとも異様。 怖い。ヤヴァイとこ来ちゃった。
氣分は、もうヘンゼルとグレーテル。


その庭を見ない様にして、黙々と歩く事 数分。
泣きたくなった。やっと家の裏手方向(いつも使わない)の道に辿り着く事ができて、家に帰る事が出来た。無事に?


自分の中での価値観やルール、例えば
❍バスのアナウンスは乗客に聞こえる様なボリュームで流さなけばいけない

❍乗客は、アナウンスの時は静かにして情報が必要な人に届く様に配慮しなければいけない

❍バスの電光掲示板は、ことあるごとにメンテナンスをしてきちんと映るようにしておかなければならない

❍アジア人はこの地域ではマイノリティだから いじめられる

❍行政の人は、フレンドリーな話しかけやすそうなスマイルを持って住民を助けなくてはいけない

❍行政の人や、バスの運転手はタトゥなんて入れてはいけない

❍道路工事が原因で、迂回する時は利用客に配慮したバス停を設けるべきだ。

❍森の中に、おどおどしい庭の家があっては いけない。


こんな、価値観や自分の中のルール。
これを、全て吹き飛ばしてくれたドイツバス生活での出来事。
こういう価値観、自分の中のルールを持っていれば持っているだけどんどん辛くなる。 【◯◯であるべき。】これは出来るだけ、外していきたいですね。





【オンラインでもしっかり、ヒプノセラピーやっています。】
いや、【オンラインだからこそ。しっかりヒプノができます。】

普段の意識レベルでは解決しなかったこと。
潜在意識の領域につながって、根本原因の発見と氣づきと 癒し。
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