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46歳からの終活宣言

2019年5月5日。令和元年がスタートして最初の日曜日。

自分の中である決意をした。

わたし、今日から”終活”を始める。

いつか必ず訪れるこの世との別れの時に向けて、

今からその準備をするんだ。


終活を始めるにあたって、

仮に自分の命日を設定することにした。

2022年5月5日。

今日からちょうど3年後。

もしも余命があと3年だとしたら、

わたしはこれからの毎日をどう過ごす?


とりあえず、この3年間でやりたいことと

死ぬまでにやっておかなくてはいけないことの

リストアップからかな。


別に3年後に自殺しようとしているわけじゃない。

もしかしたら3年以内に事故や病気で死ぬかもしれない。

もしくはあと3年どころか30年生きるかもしれない。

自ら死を選択しない限り、いつこの世を去るかはわからない。


でもだからこそ、あえて仮にその日を設定することで

これからの人生を有効に使おうという意識がわくなあって。


たとえば、あなたがもしガンだと宣告されたら。

今の仕事や生き方をそのまま続ける?

命尽きる日が刻々と迫っている中で

毎日を漠然と、漫然と過ごすことができる?


令和に改元されてから、

明らかに時代をとりまく風向きが変わったように感じる。

もううかうかしてる余裕はないというか。

上皇陛下がご存命のうちに退位を決意されて迎えた新しい時代。

生きているうちに、次の世代への代替わりを果たされたことは

とても大きな意味を持っている。

そしてそれは、わたしたち国民へのメッセージにも思えて。


わたしはバツイチでこどももいない独り身だけど、

そんなわたしがこの世を去る時、次の世代に何を遺せるだろう?

これからの自分の人生の中で、今日のわたしが一番若い。

だからこそ今ならまだできることをちゃんと考えたい。


・・・ひとまず今日から余命3年と仮定して。

3年後、気持ちよくこの世を去れるように

今日から終活を始めることを、ここに宣言いたします。

2019年5月5日、新月の夜に。

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