熱狂のビジネス Issue 35/「負け犬」の目標設定、あなたが億万長者になる可能性、あなたの生命線になるビジネスの土台、「格好いい」ビジネス、とにかく恐ろしい生き方、月商数千万のパターン
第1章 「負け犬」の目標設定
お正月も明けまして目標設定などをされた方も多いと思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
目標設定は、単に「今年は1000万円稼ぐぞ!」と息巻いていても、おそらく年末には「ああ今年もだめだった」と落胆のため息をつくことになりがちです。
目標設定には、絶対に押さえておかないといけない、大事なことがあります。
これを押さえないと、まず達成は無理です。
誰もが夢のような目標を設定して、決めた直後から「どうせだめだろうけど…」と、実は諦めている、そんな無駄な年始の目標を設定をしてしまいます。
そうならないためにはどうしたらいいか?
「動機」を持つことです。
では動機とはなんでしょうか?
動機とは、「なぜそれをしたいのか?」という、目標を達成したい理由です。
が、お金持ちになりたいからとか、まわりに尊敬されたいからとか、 そういう「あたりさわりのない」理由をつけて、なんとなく「これが理由かなあ」と思ってしまうと、まず間違いなく、居間でごろごろテレビを見てしまい、ああもう寝る時間だ、 今日もたいしたことができなかった、明日やろう、という日々に陥ってしまいます。
あなたの、その動機を意識したときの気持ちは、どういう気持ですか?
押さえておいて欲しいのは、そこに感情がこもっているのか? ということです。
感情がこもっていないと、行動が生まれません。
これは心理学ではセオリーになっている話ですが、
行動は、強い感情がこもっていた時ほど、確実に実行される
のです。
そして感情は、肉体から生むことができます。
例えば、今、歯を食いしばり、両手のこぶしを力いっぱい 握ってください。
10秒ほど、それを続けてください。
強い感情が生まれたのがわかったと思います。
この感情は、怒りである必要はありません。
声を出して気合を入れるときのように、ただ高まった感情を 意識するだけでOKです。
ほかにも、感情を高めるには、
・手がしびれるような強い拍手を1回する
・胸の上のあたりを、手のひらで強く叩く
・顔を両方の手のひらで叩く
・大きな声を出す
といったようなことで、強い感情を持つことができます。
これは決して、奥さんや彼女とケンカする前にはやらないでくださいね。
ケンカがおおごとになりますので(笑)。
この状態で、あなたの目標達成の動機を考えてみてください。
そして動機を考えるときに、制限時間があることを意識してください。
人は永遠に生きることはできません。
自分の人生に終わりがあることを意識せず、永遠に生きられるように生きている人間には、なにも達成することはできません。
ではなぜ、この目標を達成したいのか?
自分は、この人生において、なにを達成したいのか?
達成するために、どう行動するのか?
そういうふうに、強い動機から考えるのです。
僕が最近、目標設定について人に聞かれて答えているのは、
「ビッグディールを選ぶこと」
です。
できるだけ、大きな取引を選ぶ、ということです。
どうせ働くならば、一時間で1000円もらえる仕事より、1万円もらえる仕事をしよう、ということです。
あなたができる仕事で、時間あたりの利益が一番大きい仕事は なんだろうか?
あなたの知り合いで、組んで仕事をしたら一番利益が生まれそう な人は誰だろうか?
自分が制作できる商品で、最も高い値段をつけるとしたら、 いくらにできるだろうか?
ということを考えるのです。
で、「どうしても目標設定に強い動機が持てない」という人は。
先に感情は怒りでなくてもいい、と言いましたが、ここであえて怒りを設定します。
つまりどういうことかというと。
勇気がなくて大きな取引を持ちかけられなかったり、気が引けてできなかったり、思い切った行動ができなかった場合に、 あなたは、
「負け犬」
「腑抜け」
「腰抜け」
「不能」
「クソ野郎」
「ゴミカス」
に決定する、と思ってください。
「これができないおれは負け犬だ」と。
そんなやつに、あなたはなりたいですか?
あなたは自分で決めた目標が達成できない、「ゴミカス」のような存在でいいですか?
いやですよね。
「ふざけるな」という思いがふつふつと湧いて来ましたか?
だったら、やるんです。
あなたがしたい上で、できるだけの高みを目指してください。
第2章 あなたが億万長者になる可能性
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