熱狂のビジネス

熱狂のビジネス Issue 29/稼いでいる人と稼いでいない人の違い 後編、清川さんより、Just do it、人のこころを捉えて離さない、昔からあるものとは?

第1章 稼いでいる人と稼いでいない人の違い 後編

ちょっと前のメルマガで、

「稼いでいる人と稼いでいない人の違い」

というメルマガを書きました。

具体的なことをぶっちゃけて言えば、明らかに

「基準」

が違う。

先日も、ほぼ個人で月商数千万の人に合ったりしましたが、ああ、やっぱり違うな、というのが明確なんです。

話をしていて、明確に違う。

どういうところが違うと思います?

ちょっとそのことについて、話したいと思うんですが、これを聞いて若干ショックになるかもしれません。

ですが、逆に奮起して欲しいんです。

人が変わる瞬間というのは一瞬です。

ある事実に対して、どういう反応を示すか。

これだけです。

どういう反応を示すか、どういう反応を取れるか。

あー、自分はそれにはなれないわー、と

思うか、

そっか、じゃあ、そういう姿勢でいけばいいんだな、

と思うか。

マインド的な話ですけど、そういうことなんです。

今を継続する反応ではなくて、変化する反応を選ぶ。

そういうことです。

そういう姿勢で、この先を読んでみてください。

最初に、僕が見てきた「稼いでいる人」の明らかなパターンがあります。

それは、体育会系の人でも、寡黙な人でも、のんびりしてる人でも、だらだらしてる人でも、同じなんです。

猛烈に稼いでいる人というのは、ほぼ人に頼らない。

がっちりした自律心がある。

まあ、強いんです。精神が。

または、稼ぐということに対して、すごく大きなモチベーションがある。

お金を得るための強烈な理由があるんです。

典型的なのが、大きな借金があって、稼がざるを得ない人。

まあこれは背水の陣なので、モチベーションが出るのが当たり前なんですけどね。

そうでなくても、「結果」に異常なこだわりを持っている人は、稼いでいます。

情報販売のパイオニアの畑岡さんは、そういうタイプでした。

1月に、少人数で集まった新年会で畑岡さんといろいろ話したんですが、ああ、さすがに他の人とモチベーションの質が違うなと思いました。

ポイントは、自分の柱となる思考、です。

揺るがない自信に繋がっている、信念があるんです。

以下に、稼いでいる人が共通して持っている「信念」を並べます。

これを読んで、「あー自分には無理ー」と

「あー自分はこうじゃないわー弱いわー」と

思わないでください。

このあとで、

「なぜこうなのか」

「どうすればこうなれるのか」

の説明をしますので。

一瞬ですよ。

あなたが変わるのは。

稼げる人が共通して持っている信念:


●できない、知らない、わからないと言わない

大事なのは、

「最後に、どんな形で言葉を終わらせるか」

です。

意味がわかりませんか?

例えば、こうです。

「僕にはできません」

と終わるか、

「今の僕にはできませんが、どうやったらできますか?」

と終わるか。

わかりますか?

可能性を残すように、言葉を終わらせていますよね。

可能性を残せば、そのあとの行動が生まれます。

決して、「できない」と言ってしまって、

行動できない状態を残さない。

できるひとは常にこうしています。


●言い訳をしない(No Excuse)

出来る人は言い訳をしません。

「あーうまくいかなかったね。じゃあ次」

と、次に進んでしまうんです。

僕はあるセミナーで、四肢がないまま生まれてきた人の話を聞いたことがあります。

この人は、四肢がないのにレスリングに挑戦し、何百回と連敗しましたが、勝つことを諦めませんでした。

そりゃ四肢がないんですから普通は勝てません。

両手でひっくり返されて、肩を押さえつけられてカウントされて負けです。

でもこの人は諦めませんでした。

で、最後にはとうとう、レスリングの試合で勝利をつかんだわけです。

あきらめないことの力。

四肢がなくてもこれだけのパワーを持つ人がいる。

こんな人がいるのに、僕らが「できない理由」を延々と語って、言い訳するわけにはいきませんよね?


●失敗は学びだと考えている

出来る人は、「失敗」という出来事を認識していません。

うまくいかなかったことを、「失敗」と定義してしまった時点で、失敗なんです。

うまくいかなかったから、じゃあこうしてみようと、別のアプローチを取る。

それをやっている限り、失敗は学びであり続けます。

すべてはテストマーケティングです。

うまくいかなかったことはデータです。


●弱音を吐かない

出来る人は、弱音を吐く時間がもったいないと考えています。

人生を有限だと考えた時、いや実際に有限なんですが、 人生の半分を弱音を吐いて過ごしたとしましょう。

そうするとその人の人生は、実質的に「弱音を吐いた人生」に なるわけです。

葬式では、友人知人から

「彼は、弱音を吐いてずっと過ごしてたね」

「彼の人生は、弱音を吐く人生だった」

と噂されるかもしれません。

そんな人生、いいですか?

いいわけないですよね。

どうせなら、

「彼の人生は、弱音を吐かず、チャレンジをした人生だった。 偉大だった」

そう言われたくないですか?

普段していること、言っていることが、自分の人生の「質」に つながる。

そう思えば、弱音なんか吐いている暇はないんです。

やる。

それしかないんです。


●「なぜ」よりも「どうすれば」と考える

「なぜ」を考え続けると、哲学者になれます。

「どうすれば」を考え続けると、行動する人になります。

普通の人は、「なぜ」ばかり考えます。

だから、自分がやってみてうまくいかなかったことや、人がなぜ失敗したかの、理由はどんどん説明できる。

構造的に説明する人すらいます。

評論家とか、批評家とかいう人種がそうです。

うまくいかなかった理由は非常に理路整然と説明することができる。

でも、彼らは「じゃあどうすればいいの?」ということを考えられない。

対案を出さないんです。

「それはあんたらが考えてよ」

というわけです。

こういう人たちは、実質的になんの役にも立っていません。

批判や評論はバカでもできる。

大事なのは、「だから、こうしたほうがよい」という

行動指針を示せることです。

稼げる人は常にこれを考えています。

それが結果に繋がると考えているからです。

さらに、行動につながると知っています。

「どうすればいいか?」

これを常に考えることが大事です。


●すぐやる

出来る人はあとまわしを嫌います。

仕事を溜めれば溜めるほど、「やらなければいけない」という重圧が強くなり、それは「やらされ感」につながるからです。

できることは今すぐ、片付けてしまう。

特にメール。

返信しないといけないメールがあったら、とにかく返信ボタンを押しまくって返信メールを開いてしまう。

そして片っ端から返信する。

そのスピードで、どんどん仕事を片付けていきます。

するとどんどん結果が出るというわけです。

仕事をすることに躊躇しないわけです。


●最低限ではなく最大限の努力を目指している

できる人と、一発逆転狙いの人との違い。

それは、できる人は「農耕型」だということです。

タネを撒いて、収穫する。

それを淡々とやっています。

最大限の努力で。

一発狙いの芸人みたいに、プロダクトロンチでドーンと稼いで、後のことは考えていない。

一発狙いは、なるべく仕事をしたくない、という気持ちの現われです。

それだと、すぐに行き詰まるし、自転車操業です。

すぐに新しい手法に移っていかないといけない。

一時的に、ものすごい栄華を誇るように見えます。

有名人を使ったりで目立ちますから。

でも、実際できる人は、裏で「資産」形成に動いているわけです。

出来る人は、短期決戦ではなく、長期に渡る安定を狙っています。

だから、継続課金の収益が大好きです。

カリスマになれるブランディングが大好きです。

あくまで、コツコツと。

価値を生み出す「資産」とはなにか、それを

よく知っている。

僕と清川さんで発売した、

「アンダーグラウンド・レジスタンス」も、

その類の手法です。
Http://n2-marketing.com/resistance/resistance.pdf

…ということで、出来る人が持っている信念でした。

じゃあ、どうしてこうなのか? どうすれば

こういう信念を持てるのか? というと。

「なろうとする」

のではなく、

「今そう在る」

ことです。

外部から、なんらかの衝撃によって、そう「してもらう」のではなく、自分の内部から、「そう在る」のが、一番手っ取り早い。

そしてもうひとつやり方があります。

今の状態を受け入れないと、感情を込めて宣言することです。

マインド的な話ですが、背水の陣がない場合は、これが有効です。

こう、感情を込めて言葉に出してください。

「二度と!! この貧乏でお金に困っている状況を受け入れない!!」

と。

口に出すと自分のマインドに対する影響が桁違いです。

また、こういう宣言を、言葉に出さなくていいので、何度も何度も、100回も頭の中で唱えていると、だんだんと頭にきます。

怒りが湧いてきます。

ふざけるな! と。

怒りパワーは最初のきっかけです。

これをまずはやってみてください。


第2章 清川さんより

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