熱狂のビジネス

熱狂のビジネス Issue 34/人の優劣の話 - あなたの生きる価値を見出す方法、なぜ人はたった3行で、その人のことを信じこむのか?、どういうマインドセットでいれば稼げるのか?、結果を手に入れるための、すばやい決断の判断基準、傷だらけになる覚悟

第1章 人の優劣の話 - あなたの生きる価値を見出す方法


今日は、あまりしたくない話をします。

しかし、これは生きる原理、働く原理、活動する原理として 知っておく必要がある事柄です。

耳に痛い人もいると思いますが、話します。

人の優劣の話です。

人には優劣があります。

確実にあります。

スキルのレベルの差があります。

それによって、人は差別されています。

表立っては言われません。

それは社会通念として、タブーだからです。

差別してはいけない、という社会通念があります。

しかし、現実問題として、「能力の差」はあります。

誰でも知っていながら、言わないことです。

おれはお前より優れている…こんなことを面と向かって言ったら、ふざけるな、と喧嘩になるか、相手を凹ませてしまいます。

それは、不和、確執、対立のもとです。

人は社会の中で協調して生きて行かなければいけない。

しかし、社会や会社は、より優れた、元気で、前向きで、建設的で、有能な人を採用したがります。

元気がなく、さぼってばかりで、口だけで行動せず、後ろ向きで、文句ばかり言って、批判ばかりする、無能な人は、誰も相手をしたくないのです。

寝てばかりの人に人々は天誅を食らわそうとします。

だから、人々はより有能になろうとします。

社会にとってよりよい人間になろうとします。

競争社会です。

相対的に、強者と弱者が生まれます。

頑張ろうとしてもがんばれないやつがいます。

頑張ろうとしなくても勝手に結果が出るやつがいます。

なぜでしょうか?

これがわかれば頑張らなくても結果が出せる人になれます。

できる人とできない人…。

その違いはなんでしょうか?

生まれ持ったものでしょうか?

あなたはどう思いますか?

頑張ってやっと結果を出せる人。

頑張ってもちっとも結果が出せない人。

その差はどこにあると思いますか?

実は…。

その差は、「あること」を考えたかどうかなのです。

そのほんのちょっとした差でしかありません。

「あること」を、考えたかどうか。

その「あること」を考えると、思考回路が確実に変わります。

思考回路が変わると、アウトプットされる考えも変わるので、 行動が変わります。

考えが、行動を変えるからです。

すべては思考回路が決定しています。

行動のおおもとです。

この思考回路を変えるのが「あること」なのです。

では「あること」とはなんなのでしょうか?

それは、「なぜ?」ということです。

人口の35%は、なぜ? という理由がわかると、動くことができるタイプの人です。

22%が、なにをすればいい? ということがわかれば、動けるタイプの人です。

8%が、どうやって? ということがわかれば、それだけで動けるタイプの人です。

残りの35%は、具体的にどういうステップで?ということがわかれば、動けるタイプの人です。

しかし、「なぜ?」という理由を知ることは、実は脳の構造の「爬虫類脳」という部分に根ざしています。

下等な動物は、行動する原理が単純です。

食べたい、勝ちたい、逃げたい、生殖したい。

それだけの理由で動いています。

しかし、強力な理由です。

そしてそれらのことは、「なぜ?」という理由で動かされます。

なぜがわかれば動くのです。

動物は、生き延びたい、生殖したいという行動原理だけで生きています。

人間の脳の深いところにもそれがあり、人間を突き動かしています。

生き残るために…食べたい、勝ちたい、逃げたい。

子孫を残すために…生殖したい。

非常に強い理由です。

なぜ? がわかれば、この「爬虫類脳」が刺激されるのです。

非常に強い理由で、行動することができます。

わかりますでしょうか。

だから、あなたの行動に必要な、なぜ? を考えればいいのです。

なぜ、この仕事をするのか?

なぜ、働くのか?

なぜ、リスクを冒してビジネスをするのか?

なぜ、サラリーマンをやめたいのか?

理由を、これ以上ない、というところまで、掘り下げてください。

そして、これ以上ない、という理由がわかれば、あなたはその理由に沿って、動かざるをえないのです。

納得いく、なぜ? の理由を見出してください。

多くの人はこれを考えないから、動けないのです。

動いても、3日坊主なのです。

長続きしないのです。

なぜそれをやるのか?

明確にしてください。

今すぐ、メモ帳とペンを用意して、なぜ? を掘り下げてください。

これ以上ない理由を見出してください。

理由とは、価値です。

行動する価値なのです。

その理由があるから、動いてもいい、という価値なのです。

価値をはっきりさせてください。

なぜ、あなたは生まれたのか?

なぜ、あなたは生きるのか?

なぜ、あなたは前に進むのか?

なぜ、あなたはそこに向かわなければいけないのか?

誰かが決めるのではありません。

あなたが決めるのです。

自分の生きる理由を。

あなたが、自分の人生を決定していくのです。

今すぐ、メモ帳とペンを用意して、なぜ? を掘り下げてください。

これ以上ない理由を見出してください。


第2章 なぜ人はたった3行で、その人のことを信じこむのか?

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