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心を柔らかくしてくれる「おはよう」「おやすみ」のグループチャット。

昨年から朝活コミュニティ"朝渋"に参加しはじめた。そこで特に好きな仕組みが、お互いに毎日「おはよう」「おやすみ」を報告し合う「チームチャット」。
まず朝渋とは…

「朝を通じて、自分の時間を生きる人」
が集まるオンラインコミュニティ。(朝に渋谷で主に活動しているから"朝渋")
https://asa-shibu.tokyo/
朝をきっかけに同じ哲学を持った人たちで、
・お互いにスキルを教え合う朝の部活
・本の著者を招いたトークイベント(これが有名かな?)
・定期的なオフ会による内省
をしつつ、加えて、
・1ヶ月ごとのチームチャット
という仕組みもある。

私が好きなのが、何よりこのチームチャット、毎朝起きるとの誰かの"ちょっとした嬉しいこと"が溢れてて、心地よいのだ


チームチャットの仕組み

このチームチャットの仕組みは、1ヶ月間に5~6名のチームがコミュニティ内でランダムで組まれ、朝型生活の継続のために、おたがいに毎日就寝時間の宣言「おはよう」と「おやすみ」とを言い合う。

スタート時にはオフ会で対面で顔も合わせる。
(これ結構大切かもしれない)
そして、併せてみんなでチームを楽しくするための目標ガイドラインも決める。

例えば…
・寝坊しても「おはようございました!」と明るくチャットする!
・毎日、その日にあったハッピーをシェア(シェアハピ)する
・毎日、何かしら「どうでもいい話」(オチなくてもOK)をする
・1ヶ月間で達成したい目標を決めて、その進捗を毎日報告する
 (↑今回はこれ)
といったもの。

ただおはよう・おやすみを言うだけでなく、ゆる〜くチャットのトークのお題を定めるのだけど、これが心地よい時間を過ごせるミソ。

それぞれの時間帯で何が起こっているか紹介して行きます。


【7~8時】毎朝起きるとみんなの「おはよう」で溢れている

朝起きたらまずFacebook Messangerのグループチャットを開き、「おはようございます!」と元気よく打ち込む。

私はちょっとみんなより遅めの起床になりがちだったけど、Messengerを開くと先に起きてるみんなが「おはよ〜」って言い合っている。
中には「なぜか4時に目覚めた」「今日は遅めに起きちゃった」っていろんな、みんなのゆる〜いリアルがある。

そして恋人くらいべったり近くも・めちゃくちゃ遠くもない。
眠い目をこすり、二度寝の誘惑に耐えながらも、でも不機嫌な気持ちで起きるのではない。
何か強制されてるわけでも、人脈とか仕事とか邪な目的を持っているわけでもない。

近すぎず・遠すぎない距離感の、純粋に「同じ哲学」を持った損得関係ない仲間同士で、穏やかな朝を迎えられる。

なんだろう?高校の部活メイトみたいな感覚。


【8~19時】みんな何をしたか?シェア!

起床後はそれぞれの一日が始まる。
そしてチームで設定したテーマや各々の関心に沿って、日々の行動や思いを共有し合っていく。

カフェ好きなメンバーは、ふわふわのパン、コーヒー、隠れ家カフェのインテリアの様子が伝わる素敵な一枚を毎朝シェアしてくれる。

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イベント登壇が決まっているメンバーは、その準備のための進捗や結果報告を。

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アクティブなメンバーは、土曜の朝に海辺に集まって、凧揚げ・書き初め行ったときのレポなんかも。

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興味の幅が広いメンバーは、毎日起こった色んなその時の行動や考え、行って楽しかったイベントや、出張で行ったエリアの情報をチャットにpostする。

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自分でアクセサリーを作っていたメンバーは、自分で作った店頭用のPOPの意見をチャットメンバーにアドバイスをもらうことも。


【20~24時】明日は何しようかな?みんなで灯を消す

だいたいこれくらいにはみんな家に着いて、今日を少し振り返ったり明日の予定に向けて準備を始める。

「明日は行きたかった●●●のモーニングに行く予定。おやすみなさい!」

「今日はちょっと凹むことあったから、早めに寝ちゃう!また明日!おやすみなさい」

「明日は何もない朝だから読書する。おやすみ!」

「今日は風邪気味なので早めに寝ます。おやすみなさい〜zzz」

など、お互いにそれぞおれ寝る前後のちょっとしたストーリーを共有しつつ、おやすみなさいを言い合い、灯を消す。
ハッピーだったことも、ちょっと大変だったことも、おやすみの中に込めて一日を終える。
(基本、ポジティブで優しい人が多いのでちょっと大変なことがあったと呟いても、みんな優しく手を差し伸べてくれる。えっと…神なのかな…??)


あと現実的なメリットとして、誰かがもう寝る準備をしているのを目にすると「あ、そろそろ自分も寝る準備に入らねば!」と、うっかり夜更かししちゃいそうになるのに気が付くこともできる。


体温が感じられるコミュニケーション

このグループチャットの仕組みは、ただ誰か見知らぬ人のSNSを「ふーん、そうなんだ」と見るのとは違って、同じ哲学を持ってる一つの家族のようなグループで、"早起き"のもと、細く長く日々を一緒に過ごしつつ、その日の幸せをおすそ分けしてもらえたハッピーな気持ちになれるものだった。
SNSとは異なる、体温が感じられるコミュニケーションだと思う。

今回の一ヶ月間で、私は日々気になったことをスクショしたり1人LINEグループにメモしているのに、自分のなかで意見として発信することができてなかったのにずっとモヤモヤしていたので、「1日1アウトプット」を目標にすえていた。
(実際1日1アプトプットは、作り込む塩梅が難しかったので、2~3日に2本noteを書くことにし、結果1ヶ月で10本達成)

そしてその書いた記事をチャットに報告すると、感想をみんなが言ってくれる。(ほんと優しい…!)

そしてそこから派生し、「この●●●(トピック)が気になる」「自分も●●●な時ある〜」と、そこから自分では思いも寄らなかったインスピレーションを私も得られる。

ちなみにだいたい、noteやtwitterでは自分のオピニオンよりも最近のニュースからの意見の方がウケがよい。

でも、一番チャット内で共感多かったのは体感値だけど、この自分の経験から思ったオピニオンをまとめた「同じストーリーを持つ」についてだった。
(そしてチャットで暖かさを感じられるのは、この話にもかなり近いので、興味ある方はぜひ以下も見てみてください)

【まとめ】余計なプレッシャーの無い、心が柔らかくなる場所

結論、このグループチャットでの報告し合いは、新しいコミュニケーションスタイルとしてめっちゃおすすめ。

SNSで誰とも簡単に繋がれるようになったいま、つながりもオンラインでの発言も、自己実現の手段という捉え方が強くなっていると思う。
そして「自分がコンテンツになれば、多くの人に見てもらえる」「自分がコンテンツにならなきゃ」という変なプレッシャーや葛藤もあるのでは?と感じる。

もちろんそれはそれでコンテンツマーケティングの一つで、個人の夢を叶える素晴らしい手段だ。

だけど、純粋に価値観の近い同志たちで、限られた時間・条件のもと、同じ時間とストーリーを重ねていくこのグループチャットって、心が柔らかくなる場所であり、Webで繋がりやすくなったまさに今に即したコミュニケーションスタイルだなと思う。

同じ志を持った人を集めるとか、真っ先に更新し続けられるフォワード的役割をみんなが持つ、とか、ちょっと意識のバランスを取る難しさは少しあるけど、今こそこういうスタイルがもうちょっと広がっても良いなと思った。

例えば

・大人数で部署間の距離を感じる大企業で、シャッフルグループチャット

・「積ん読処理」や「ダイエット」など、各自の目標達成のための友達同士のグループチャット

・1ヶ月かけてみんなで何かを達成するプロジェクトチャット

とか、色んな応用があっても良さそうだよね。

以上!
ここまで読んでくださりありがとうございました!
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朝渋のグループチャットもご興味あれば、ぜひこちらのサイトまで!
サイトも最近リニューアルされており、色んな素敵なコンテンツや企画が目白押し。
https://asa-shibu.tokyo/

何か私自身にご興味あれば個人SNSまでぜひ!
https://twitter.com/eimitkhs

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