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「英語うまくなったね」とホストマザーから帰国8ヶ月後に言われた話

まるでつまらない釣りWEB記事広告みたいなタイトルになったけど、事実、帰国後約8ヶ月経って超久しぶりにZOOMで話してたら、当時のホストマザーから「英語うまくなった」ってめっちゃ嬉しい言葉を昨日言われた〜〜〜〜〜!
あー、これだけで2020年下半期ハッピーで突き抜けられる。

なので今回はそのポイントや背景についてまとめます。

(ちなみにこのシリーズでは、退職によって50日間の夏休みを手にした30歳元動画IT系OLの私が、コロナで自粛の今だけどやりたいことをやる!その中での気づきや行動を記録していきます)

昨年、会社を休んで1ヶ月ロンドン留学しました

もともと「いつか海外留学をしたい!」という想いはあれど、30歳に差し掛かっていた私。

「私はやりたいことをやれていたんだろうか?」

と人生を見直し、20代最後の年に「やるぞ!」と思い立ち、約1年間計画して29歳の秋に会社を1ヶ月休んでロンドンへ行きました🛫
(これは昨年の10-11月で、COVID-19が蔓延する前。今思えば運命的にベストタイミングだった)

社会人にとっては1ヶ月休むってまぁ中々のことで、私も「なんとか出来たな〜〜〜」とは思ってたけど、語学習得からしたら「1ヶ月」って、言うてもメチャクチャ短い

実際ロンドンの語学学校では、社会人でも1ヶ月どころか2~3ヶ月間来る人が大半で「それが普通じゃね?」っていうノリだった。

(特に私が行った時は1週間だけの留学してたのはマジのマジで日本人だけで、これだからワーカーホリック&過労死の国はヤベー!って先生からディスネタによくされてた

1ヶ月間でも、現地だからこそ出来るポイントをつかむ

やっぱり1ヶ月は、数ヶ月の短期留学にせよ4年間大学に行ってた人に比べると圧倒的に「秒っ!」みたいな時間だ。

それでも帰国後も、私がある程度英語のリスニングとスピーキングをキープ&ブラッシュアップできたのは、効果的な語学習得ポイントを重点的に集中的に習得することができたから。

単語や発音は拙いながらにも、帰国後も英語のブラッシュアップにも役立ってた3つのポイントはこちら。

ポイント①「V」の位置を思考レベルで変える

まずはここ。ヒアリング・スピーキング両方に共通して、思考レベルでの根本的な言葉の理解のプロセスをまずは変えた方が良い。

当たり前だけど英語の文法は、SVOCで「〜する」「〜である」と結論が文章の最初に来る。
対してだと日本語は、SCOCOCO……Vの形で、自分でも散々話した挙句に結論が最後に来る。

この感覚が全く違う。
日本語の感覚で、英語でも
SCOOCOCO…
と話していると、もう途中で相手に話しを遮られるか、興味を無くされる。

最後にVを言ったところで、それをトーンで強調してもほぼ伝わってない。
だから話を聞いてもらって生き残るために、そもそも頭のなかで思考する際、常に最初にVを決め、そのVに対して文章を組み立てる。

日本語で考えたりタイピングするときは、やっぱりCOCOCOCO…と、結論よりも先に中身の形容詞などから書き始めてしまい、結論のVを決めるのに最後まで迷うこともある。

でも1ヶ月でも留学によって英語しか通じない状況になると、生きるため(ランチを注文したり、授業の変更をお願いするため)に、英語の構文で最初から最後まで考えざるを得ない。**

そして、とにかく絶え間なく24時間続く。
これが思考の根本を変えるのに、めちゃくちゃ効く。**

ポイント②聞かれたYES/NOを曖昧にしない

日本語で
「晩ごはん、今食べたい?」
と聞かれた時に、
「うん、今食べたい」
ってストレートにパッと答えられるひ人って実は少ないと思う。

私は些細なことでも、日本で
「お腹空いてる?食べたい?」
と聞かれたときには
「うん、今食べる」ではなくて、「あなたは?」
と聞き返すスタイルだ。

私同様にいったん
「あなたはどう?」とか「あなたが〜ならする」
という、相手ありきの回答になる人って結構いると思う。

私はマジでいつもこれだった。
毎回YES/NOを聞かれる質問に対して、まず明快な返答が出て来ない。

だから毎回相手の状況を聞いて、それを加味して相手に合わせるスタンスが多かったけど、周囲はまっっっっっっっったくそんなことはお構いない。

全ての物事が個人のYES/NOの回答がいつも前提にあって、これを基に物事は進んでいく。むしろ曖昧な回答は「どっち?もうこっちでいい?」と困惑される。
(相手を慮る日本人がどうこうって話でなく、これが圧倒的グローバルスタンダードなのだ。お人好しの私ですら本当に思う。)

だから常に
「そう」
「違う」
のどっちかスタンスを最初に明確にした方が良い。

その場で瞬時にYES/NOを判断できるよう、会話のテクニックだけ得なく、些細なことでも常に意思決定をしていくのだ。
言語がどうっていうより、スタンスとして身につけると、結果的に英語も出やすくなってくる。

ポイント③言葉を言葉でなく意味で理解する

①結論の構造を変える→②結論を最初に決める。
それぞれ出来たら次はボキャブラリーの量をふやしていく。が、これにあたっては非常に大切なポイントがある。

それは…「意味を言葉ではなく、意味として理解すること」

例えば「concious」という言葉の直訳は「意識がある」。
受験勉強の際はこのまんま日本語で暗記する人が大半だと思うが、単なるモールス信号の翻訳ではなく、言葉として理解をする。

だから例えば…
「concious」=「コンシャスな状態である=意識や認知をしている状態」と、あくまでその意味を体に染み込ませる。
この単語を聞いた時に、言葉ではなくイメージの映像が浮かぶようにするのだ。

そうすると、相手の発言(リスニング)も情景を浮かばせることで瞬時に理解でき、自分も「この状態を伝えたい」という時に言葉がダイレクトに出てくるようになる。

この3つを意識して、日常を過ごす

①思考から結論ファーストの構造に変える
②回答を明確に
③瞬時に単語を発せられるよう、単語を意味で理解する

これらが特に現地に1ヶ月24時間いると、いちいち調べる間もない、生きるか死ぬかのやらざるを得ない状況で鍛えられるのだ。
そして私の場合は、帰国後もこの状態というよりスキルをキープするために以下をやりました。

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①Vファーストの言語構造に根本から変える
→海外映画やYouTubeを口に出してシャドウイングし、文法を頭に定着させる。
通勤の10分程度でも、1文章を暗唱できるレベルにやりこみます。(YouTubeに、有名映画のワンフレーズ解説もあってちょうどよい)
SVOの自分の頭の認知も変えつつ、これが感覚レベルにまで達すると早いテンポでも言えるようになって来る。
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②普段から回答を明確にする**
→日本語でも意識的に結論を最初に作る。
英語に限らず、コミュニケーションの心構え自体を変えるようにしました。

③瞬時に単語を発せられるよう、単語を意味で理解する
→普段から英語でメッセンジャーが出来る相手を作り(私の場合は留学時代の友人)、英作文をしなければいけない状況を作る。
パッと浮かんだ伝えたいことに対して、調べながら文章を作ることで、どの言葉がどの意味を持っているか定着させられる。
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このように帰国してからオンライン英会話で、色々な教材や先生と場数を踏んで試しました。

ただいつも同じような間違いや苦手ポイントが変わらず、自分で勉強したり慣れなければいつまでも上手くなれる気がしませんでした。

オンライン英会話は発声する予行練習の場とし、それ以外での自主勉強をしたうえで本番の会話に望むのが一番効率良いと思います。
そして私の場合は結果的に…
・1ヶ月の海外留学で、文法や意味理解の根本を変える
・帰国後、その理解を定着させるための自主ブラッシュアップ

で、十分スピーキングもヒアリングもキープどころか向上させることができました。

英語についてはいろんなメソッドがあり、人それぞれの勉強レベルによるところもあるかもしれません。

ただ、1ヶ月という日本ではなかなか取れない時間を得て留学したときに、どうやって英語力アップを最大化させるかの参考になれば幸いです。

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