秘書として支えた初出版の裏側②執筆編
こんにちは!えいちゃんです!
複業したい個人と企業・自治体を繋ぐ総合型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営している株式会社Another worksで社長秘書を担当しています。
このnoteでは、出版の裏側を【準備編・執筆編・PR編】の三部構成でお届けしております!
準備編はこちら▼
今回は第二弾「執筆編」です!
では、早速みていきましょう!
スキルマッチング型複業(副業)の実践書とは?
今回お届けするのは『スキルマッチング型複業(副業)の実践書』の裏側です。本書は、 #複業の実践書 の名の通り、複業のはじめ方や失敗しやすいポイントを徹底解説した1冊です。
・複業に挑戦したいけど、何から始めたらいいのか分からない
・既に複業をしているけど、なかなか上手くいかない
などの不安や悩みを持つあなたに、是非手に取っていただきたいです!
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秘書ができる執筆サポートとは
出版、特に執筆作業において、秘書(サポート)ができることは非常に限られています。なんといっても「ひたすら書く」という作業は見守ることしかできません。逆に言えば、「ひたすら書く」作業以外は徹底的にサポートする、その意気込みで臨んでいきました。
執筆が完了するまでに行ったことは以下の4つです。
順にご紹介していきます!
1.ロードマップを引く
まず、取り組んだことは出版日から逆算し、ロードマップを引くことです。
「書籍を出す」という事実のみが決まっていた段階から、今後やるべきことの優先順位をつけ、時間を確保していきます。また、出版社の皆様のご調整や、編集者の大塩様への提出期日などを摺合せていきました。
以下はご参考までに、大まかな完成に向けたロードマップです。
書籍を発売する上では、なかなかスケジュール通りにいかないことがほとんどです。今回の発売においても、思いもよらない点で時間がかかったり、再度書き直しを行ったり、と最初に設定したロードマップから外れてしまうこともありました。
そこで、ロードマップ作成時に決めるべきことは、【絶対にズラしたくない日時】はどこか、という点です。この日時は、自社だけでなく、出版社と相談した上で決めていきます。例えば、「XX月から忙しくなるから、XX月までに執筆を終わらせたい」や「XX月以降に本格的に書き始めたいから、それまでに目次やターゲットを確定させたい」などです。
弊社のケースでは、【発売日】は絶対にズラしたくない日時でした。#複業の実践書 を、2023年2月9日、いわゆる2(フ)9(ク)の日に発売したいというこだわりがあり、(出版社にご無理を申し上げ)スケジュールを組んでいきました。このこだわりに、合わせようと尽力してくださった編集者の大塩様には、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです
2.読者のペルソナ・目次を決める
スケジュールが確定したら、次は読者のペルソナ・目次を決めていきます。
どんな方に手に取ってもらいたい1冊なのか、誰に届けたい1冊なのか、編集者の大塩様と共に解像度高くイメージしていきました。例えば、#複業の実践書 では、「複業を1回以上やったことのある経験者」の方に手に取っていただきたいのか、「複業未経験」の方に1冊目として取っていただきたいのか、「10社以上経験したプロフェッショナル」の方に熟読してもらいたいのか、によって内容が全く異なります。この例のような切り口で徹底的に具体化するのがポイントです。身近な人に当てはめて、考えていくのもよいでしょう。
読者のペルソナが決まったら、いよいよ目次を決めていきました。考える上でいただいたアドバイスは、「ペルソナとなる読者が一番知りたいことを第一章にする」ことです。私も含め、多くの読者は、本を開き、第一章から読み始めるでしょう。つまり、読者が最も興味のある情報を、第一章で伝えることで、本をスムーズに読み進めてもらうことができます。
以下はご参考までに、 #複業の実践書 の目次をご紹介します。
第一章で最もニーズの強い「複業のはじめ方」を解説し、第二章以降では具体例やインタビュー、複業を成功させるTIPSなどをご紹介しています。
3.執筆に最適な環境を整える
ここからは、著者である代表にひたすら書いていただくパートです。実はこの期間で「書くこと」以外にやることはたくさんありました。
例えば、以下のようなものです。
他にも、代表が考えを整理したいとき、思いつくままにキーワードを口にしていただき、ひたすらメモに残していったこともありました。
また、「文章表現をダブルチェックする」ことも重要な役割です。誤字脱字がないか、はもちろん、誤解を生む表現がないか、不足している説明はないか、著者ではないからこそ気付ける視点があるはずです。
今回、特に、こだわったのは”複業”の解説です。”副業”というサブワークを意味する馴染みのある言葉ではなく、”複業”という一般的には見慣れない文字・意味を、どう”文字で”誤解なく伝えていくか、が重要でした。その際、著者ではないからこそ、「誰にでも分かりやすい表現は何か」「知らず知らずのうちに何かを否定してしまってはいないか」「間違って伝わる可能性はないか」など異なる視点を提供し続けることを意識しました。
次回はPR編をお送りいたします!お楽しみに!
是非、書籍の詳細もチェックしてみてください!
EIKO KURODA
▶EIKO KURODA プロフィール
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