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時差ボケの解消方法、時差ボケが出やすい場所は?

時差が大きい国へ海外旅行にいくと、時差ボケが激しくて旅行が楽しめなかったり、帰国後の日常生活が滞ってしまう人もいるのではないでしょうか。

若いときは時差ボケが殆どなかった私ですが、今回13時間の時差がある日本とオタワの移動で時差ボケに悩まされました。

残念なことに高齢になるほど時差ボケが治りにくくなるようなので、時差ボケの解消方法と今後の対策について考えてみました。


時差ボケとは?

時差ボケとは、体内時計(体内リズム)の乱れによって、倦怠感や不眠などが引き起こされる症状のことです。時差ボケの代表的な症状としては、日中の倦怠感や眠気、不眠、慢性的な疲労、頭重感などがあります。

時差ボケになりやすい人

1.朝型の人
朝型の人の体内時計は、時差による生活リズムの急な変化に順応しにくいためと考えられています。

2.中高年者
若い人に比べて、中高年者の方が時差ボケの症状が重くなりやすく、また時差ボケからの回復も、高齢になるほど時間がかかるようです。体内時計の修正は年齢が若いほど修正されやすいためです。

3.ナーバスになりやすい人
柔軟に環境に適応できる人のほうが時差ボケしにくいと言われています。飛行機移動や普段と違う生活にストレスを感じるタイプの人のほうが時差ボケしやすいとされています。

時差ボケの症状が出やすい場所は?

体内時計の乱れは、飛行機で時差が5時間以上ある地域へ急速に移動すると発生しやすいといわれています。

また、移動の方向も時差ボケの症状の重さに影響しており、アジアやヨーロッパなど日本から西への飛行よりも、ハワイや北米など東へ飛行するときのほうが、より時差ボケの症状が強く出やすくなる傾向があります。

西行きは時間がプラスされて1日の時間が長くなり、反対に東行きは1日の時間が短くなります。人間の体内時計が、1日24時間よりも長いこともあり、1日の時間が長くなるほうが体内時計は調整しやすいのです。

カナダにいる日本人と話すと「日本に帰国した時より、カナダに戻ってきた時の方が時差ボケがきつい」という人が多かったのですが、その理由がわかりました。

時差ボケの治し方

1.太陽の光を浴びる

2.現地の時間に合わせて行動する

3.気にしすぎない
 

まとめ

時差ボケを完全に解消するのは難しいですが、なぜ時差ボケが起きるのか、どうすれば治るのかをわかっていれば、最適な対策をとることができそうですね。

また、海外旅行だったら時差の少ない国に行ったり、旅行先で時差に悩まされたくないようだったら日本より西側の国に行くのも良いかもしれません。(西側に行くと、帰国した時の時差ボケがきつくなるので、どちらが良いかは本人の状況によりますが)



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