今年読んだ、おススメ本
以前は本を読む都度、「読書メーター」に感想を書いてアップしていたのですが、今年は2月以降、完全にサボっております(反省)。
今年読んだ中で印象的だったのは以下の本。
上下巻で長い話ではありますが、一気に読んでしまいました。私は香りに敏感な方だと自負していますが、敏感すぎるというのも生きていくにはツラいだろうなと思ったり。あとは「一品種限定」の栽培は危険だろうと思ったり(笑)。
シリーズ最新刊が出たので速攻で入手して読了。外商というものに漠然とした憧れがありましたが、私が興味があるのは「外商に来てもらうこと」ではなく、「外商がどんなマーケティングをしているか」みたい。この本は私のそういうストライクゾーンにピタリとハマるシリーズなので読んでいるとウズウズしてきます。
勝手な想像ですが、私はこの作者の方と絶対気が合うと思うんですよ。「こういうストーリーをいつか書いてみたい」と思うこと、片っ端からこの作者に取られてるんです(笑)。むしろお友達になって情報提供して、文章化してほしいと思うくらい。
このシリーズにもカンペキ、ハマりました。読むとふうっと力が抜ける感じがして、張り詰めていた気が緩むのです。何度も読んでストーリーは頭に入っているのですが、気持ちがキリキリしているときとか、この本を少し読んでから寝たりします。
私の中での今年のベストスリーに入るのがこの本。イマドキの大学生の世代はこういうメンタリティなのかと驚いたり、あるいは腑に落ちたり。仕事で接することが多い世代に対しての考え方を、かなり改めるきっかけになりました。
今はほとんどお菓子作りをしなくなったのですっかり忘れていたのですけれど、お菓子作りという工程やパティシエという職業には憧れがあったのです。この本を読んでそんな気持ちがよみがえってしまい、脳内キッチンのオーブンがいい香りを放ちはじめてしまいました。読んだ後にガレットを食べたくなること必至。
これも今年ハマったシリーズ。現在5巻まで出ているのですが、こちらも一気読み。私自身は医療業種とは全くご縁がないものの、まるで親戚の子が頑張っているかのような親近感。特に5巻目の「悩め医学生」は名著だと思います。
10代男子から勧められたシリーズ。あまりに多くて全部は読み切れてませんが、どれも面白い。以前NHKで放送していた「ドクターG」が好きだった人は確実にハマる。
ココロの奥までぐぅーーーーーっと刺さった一冊。名作だとは思うけれども、あまりに心の深くまで入り込まれてしまうので「マカン・マラン」みたいにしょっちゅう読む気にはならないかな。
今年のベスト中のベストはこの一冊!。本好きの宿命として、本が増えると場所がなくなる。子供のころから何度となく「本棚がいっぱいになったらどれか捨てなさい」と言われてきた私(おそらくは他の読書家)の結論が「電子書籍」でしょう。なのですが、どうしてもこの本は紙で読みたくて、久しぶりに買ってしまった実在の(?)一冊。子供向けの本として書かれていますが、「これは自分のために書かれている」と思う大人(私を含む)も多いのでは。これは長く手元に置いて、ずっと読んでいきたい本です。これを読んだ後にめちゃくちゃ張り込んで万年筆を買ったのですが、似たような人は多いんじゃないかな(笑)。
という今年読んだ中で特に印象的な本でした。来年は読書メーター復活させるぞー。おー。