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「外科医、島へ」を読んで

「泣くな研修医」シリーズ、6巻目。外科医として順調にキャリアを積んでいるアメちゃんこと雨野医師が半年の任期で離島に派遣されます。

当たり前なのですが、外科医は外科医としてのキャリアを積んでいるわけで、そこに妊婦が「検診をお願いします」と突然現れたら、そりゃアタフタしますよね。

「医師免許」はオールマイティーなので、どの科・どの分野でも診ることは可能ですけど、そうはいっても日進月歩で医学は発展しているわけですもんね。すべてのエリアのすべての情報を網羅するなんてできっこない。けど、素人は「お医者さんだから全部わかる」と思っちゃいますから、アメちゃんも大変です。

これって別に医師でなくてもそうで、「理科の先生」であれば、どのジャンル(物理・化学・生物・地学)でもわかると思われてるとかね(いや、実際は全部わかってるんだろうか)。

私は全く医療関係とはご縁がないのですが、こういう医療関係の小説をよく読むせいか、なんとなくそれぞれの科の適性みたいなものがある気がします。中でも外科は、私は絶対向いてないなあと思います。医師免許取ってから考えろって(笑)。

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