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026_富久屋のけせん団子と海軍タルト【鹿児島】

けせん団子は鹿児島の郷土菓子。
小豆の団子をけせん(ニッキ)の葉ではさむ。
鹿児島に行くと、スーパーでもよく見かける。


富久屋は天保年間1860年から続く菓子処。
子供の頃あまり好きでなかった軽羹。
久しぶりに食べたのがここの軽羹で、なにコレ美味しいじゃん!てなって、お気に入りの店に。

ここのけせん団子は、よもぎと黒糖入り。
天然山芋や天然温泉水もはいったこだわりの団子。
甘さ控えめのやわらかくもっちりとした団子に、ニッキの独特の香りがついて、それがとてもいいのです。

そして、もうひとつ。

復刻版 海軍タルト

戦時中、富久屋は海軍から支給された砂糖で作った菓子を基地におさめる。
零戦特攻隊員たちが機内で片手でも食べられるお菓子を作っていた。
これは、多くの隊員たちが最後に口にしたお菓子を再現したもの。


薩摩菓子所 富久屋
鹿児島県鹿屋市本町4-13


いつも売り切れてる味噌饅頭が気になる。


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