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栄冠にゃいん2020 第1回 公式大会 振り返り

はじめに

AndroidとWindow向けのドラマティック高校野球シミュレーションゲーム
【栄冠にゃいん2020】の開発者のkojiです。
Andoroid版のダウンロードはこちら、Window版のダウンロードはこちら

この記事は、ユーザーが育成したチーム同士でトーナメントを行う「ユーザー甲子園」という機能を用いた 第1回 公式大会の振り返りを書きます。
ちなみに、開催前の展望は以下を参照ください。

大会の結果

総勢283チームが登録した中、選ばれた64チームのトーナメントの末、決勝に進んだのは、「第6シード たいやき監督の 猫型ロボット高校」と「第1シード Rogue監督の フリーゲーム部」でした。

試合直前の勝敗予想では、猫型ロボット高校の勝利を予想する人は、たった9%という状況で、なんと猫型ロボット高校が千載一遇のチャンスで得点して優勝しました。
おめでとうございます。

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本当に紙一重の試合で、ぶっちゃけた話、作者も猫型ロボット高校が勝つ確率は低いと思っていました。
でも、以下の要素が重なった結果、予想を覆す結果になりました。

①フリーゲーム部は、準々決勝と準決勝で、投手のスタミナを削る事に秀でた「栄冠にゃいん作者高校」と「破面学園」と連戦して、エースがかなり消耗していた。この2チームと連戦でなければ・・・。
②フリーゲーム部が打たれたヒットは、終盤にエースが消耗している時の2本だけ。1本目のヒット後に盗塁2回でノーアウト三塁になって、転がせば得点という状況で、2者連続三振。しかし、2者連続三振だったからこそ、その次の代打の切り札([スタメン×]の1年)に2点本塁打を打たれた。2者連続三振でなく、転がして1得点であれば・・・。
③フリーゲーム部のエースは8回2/3で降板する事になり、その時に出塁率の高い1番打者も同時に失った。あと打者1人投げれていれば・・・。
④フリーゲーム部の最終回の攻撃は、1人でもランナーが出れば[代打の神]で同点だったが、最終回は8番、9番、1番という最悪の打順だった。ここで1番打者を失っていなければ・・・。
⑤フリーゲーム部の最終回の攻撃で、あと1メートルで本塁打という打球があった(下図)。投手があと数球投げて消耗していれば本塁打だった。

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要約すると、猫型ロボット高校は、すごく紙一重なミラクル勝利だったということです。
ちなみに、準決勝でも、猫型ロボット高校は、第2シード相手に、9回裏2アウトランナー無しから、逆転サヨナラ本塁打で勝っていますし、2試合連続でのミラクル勝利でした。

なお、大会の様子はYoutubeに動画として残しています。
以下の動画の 3:12:14 の部分から、決勝戦が始まります。

ライブ配信の結果

栄冠にゃいん2020のアプリから公式大会のライブ視聴ができる仕組みで集計した結果、81名のユーザーがアプリでライブ視聴してくれました。
3時間以上の長丁場にもかかわらず、最初から最後まで50人くらいが視聴してくれたみたいで、本当にありがとうございます。
また、アプリからコメントをできる機能を作った結果、ライブ中に260件以上のコメントをいただきました。みなさんのコメントで双方向のとても楽しいライブができて、私はとても楽しかったです♪

ちなみに、ライブ配信中のYoutubeの画面だと、同時視聴者数が、50人になったり、10人になったり、下図のように暴れていました。
(もしかすると、アプリ経由でライブを観ると正常に計測できないのかも)

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今回は、初めての公式大会ということで、3時間もの長丁場でも、みなさんお付き合いしてくれましたが、さすがに3時間は長すぎると思うので、次回の公式大会は時間短縮を検討します。
一番単純な方法としては、本大会を64チームでなく、32チームにすることで、半分の時間にできますし、その辺りの施策は今後検討します。

また、アプリでのライブ視聴中に、試合の勝敗予想が当たるとにゃいんポイント(NP)がもらえる企画をやった結果、1000ポイント以上をゲットした人もいました
今回、参加できなかった人は、ぜひ次回は参加してくれると嬉しいです。

それと、優勝者のたいやきさんには、最高のゲームだと言ってもらえて嬉しかったです(URLはこちら)

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違う世界線の話

野球に「たられば」は無いとよく言いますが、ほんの少しの運命の違いで、どんな結果が起きていたのか、知りたくなりますよね。
ということで、「たられば」の話として、他にどんな世界線があったのか、4回だけやってみました。
その結果、以下となりました。

【優勝】
第1シード フリーゲーム部 3回
第4シード N高 1回
準優勝】
第2シード 鹿留位市高校 1回
第3シード ジャッジメント高校 1回
第6シード 猫型ロボット高校 2回
【ベスト4
第1シード フリーゲーム部 1回
第2シード 鹿留位市高校 1回
第3シード ジャッジメント高校 1回
第4シード N高 1回
第5シード 破面学園 2回
第15シード 早大学院 2回

上記の通り、フリーゲーム部の優勝回数が最多でした。準決勝と決勝では、フリーゲーム部の[代打の神]でのサヨナラ勝ちが何度かありました。
ちなみに、第1シードのRogueさんは、作者すら気づいてないレベルの育成の極意を教えてくれました。たぶん誰より栄冠にゃいんを研究していたので、優勝できなかったのは残念でした。
(例)育成対象の2つ上の世代に守備力70のセンターがいれば1年生のオールGを試合で育てやすい。相手が送りバントを試みる場面でファーストに守備力特化を置いてバントゲッツーを狙う。智力B以下の走力智力型の相手はサードの守備力を下げて投手を守備力特化にすることでセーフティバントをさせて確実にアウトにする。などなど。

世界線によっては、N高がフリーゲーム部に勝利した事も驚きです。
フリーゲーム部の[代打の神]の打球がぎりぎり本塁打にならず延長戦にもつれ込んで、延長11回にN高の代打[スタメン×]の2点本塁打が決勝点でした。

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あと、第15シードの早大学院がベスト4まで残る事が2回もあった事や、第3シードで走力特化のジャッジメント高校が、相性最悪の「麺類」(三塁手に守備特化の天才あり)に勝って、準優勝する世界線があったのも驚きでした。

まあ、こういう「たられば」は、言い出したらキリがないので、これくらいにしておきます。
ただ、1つ言える事は、公式大会のたった1度の結果で、育成戦略の良し悪しが決まるわけではないということです。
特に、走力特化したジャッジメント高校や、智力特化したN高は、公式大会ではベスト4に残りませんでしたが、別の世界線では、優勝や準優勝しています。

だから、公式大会の結果にとらわれすぎず、今後も自分なりの育成戦略をしてもらえればと思います。

今後の話

近いうちに、バランス調整を行います。どうかご了承ください。
具体的には、「外野に守備特化の天才」「オールGの投手」が必勝法にならないように調整します。
また、引き分けで余分に経験値がもらえるという仕組みも無くなります

第2回 公式大会は、それらのバランス調整後のセーブデータ限定になると思います。

公式大会のレギュレーションは、色々な選択肢があって、「登録チームは4年目以内」や「本塁打の出にくい広い球場での試合」や「本塁打の出やすい狭い球場での試合」や「総プレイ時間がN時間以内のユーザー限定」など、様々な事ができるので、次はどんなレギュレーションにするか検討します。

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