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『心は体の主人である』

10月に入りましたね。
今年も残すところ3ヶ月程度です。
緊急事態宣言も解除され、対策を講じながらも今まで滞っていた社会が動き出しつつある気配を感じます。
まるで、今まで動かずにジッと堪えていて、いよいよ錆びついた体を伸ばし、さぁ行動するぞ!と社会全体がまるで一人の人間のようですね。
このような状況の時こそ、今まで以上に心を平静に保つことを意識して下さい。
そして体は思う存分に動かして、楽しく仕事をしていきましょう!
それが健康と幸福につながります。

江戸時代の儒学者、貝原益軒は名著『養生訓』でこのような言葉を残しています。

“心は身の主也、しづかにして安からしむべし。身は心のやつこなり、うごかして労せしむべし。心やすくしづかなれば、天君ゆたかに、くるしみなくして楽しむ。身うごきて労すれば、飲食滞らず、血気めぐりて病なし。”

『心は体の主人である』
面白い言葉ですね。
心はお店の主人のように、どっしりと常に静かに座っている、一方、体はお店の小僧さんのようにちょこまかと良く動かす方が良い。
そうすると、心は穏やかで、苦しみすくなく楽しむ事が出来る。
体は飲食した物が停滞せずに、血液の循環もよくなり病気を遠ざける、という話です。
養生の本質を突いていると思います。

現代に生きる私たちが日常を振り返るとどうでしょうか?
心は常にちょこまかと動き回り、体への飲食は過剰で、かつデスクに座りっぱなしで、どっしりと動かずにおります。
体が主人で心が小僧さんのようですね。
これでは、養生へとほど遠く、健康も幸せも遠ざけてしまいます。
せっかく、動く事が出来る状況になってきました。
ぜひ『心は体の主人である』
という言葉を少し意識して、健やかに穏やかにお過ごし下さい。

続きは随時更新していきます。
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