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本の出版を打ち明けた時の彼女の反応。

昔のこと、はじめて奥さんに私が本を出版
することを、打ち明けた時のメモを見つけた。

彼女の最初の一言がとてもすごい。
普通、そんなふうに考えるのは、
世界広しといえどもたぶん、
彼女しかいないだろうな。

久しぶりにこれを読んで、
自分で書いたことなのに
自分で思いっきり笑ってしまった。

今となっては、これもいい思い出です。

出版メモ。
「今度、僕の日記が1冊の本になるんだ」今朝、奥さんに出版のことをはじめて話す。その時に、私が緊張のあまり、知らないうちに手が震えていたので奥さんに笑われる。「本当に1冊なの?」と聞かれる。「当たり前だよ、最初から何冊も出版できないよ」と私は言う。

「なぁんだ」とあきれたように言うので、よく聞いてみると本当に1冊しか本が出来ないものと思ったらしい。「そんなことないよ、全国の本屋に僕の本が何冊も並ぶんだよ」というと、やっとわかったみたいだ。「でも、これはまだ誰にも秘密だよ」というと「大丈夫、私、興味ないから」って言っていた。

もっと興味を持ってくれ。

最後まで読んで下さってありがとうございます。大切なあなたの時間を使って共有できたこのひとときを、心から感謝いたします。 青木詠一