雨と風と小さな恋と。

画像1 朝から雨が降っていた。今日は図書館へ行き本を借りる。私の好きな村上春樹さんと川上未映子さんの対談本を見つけ、思わず手に取り両手で抱える。わりと新しい本。私に楽しみが一つ増えた。外を出ると、まだ小雨が降っていた。近くにこんな小さな花が咲いていた。確か少し前にも同じ花を撮った気がする。あの時も雨が降っていた。雨の日の花も美しい。
画像2 雨と風が少し強かった。花を撮りたいと思ったけど、あいにくカメラを持っていなかった。仕方なくスマホで撮影する。普段、スマホで写真は撮らないのだけど、意外とキレイだ。雨に濡れた花を見ていると、心が少し、しんみりする。
画像3 まるで花が雨空を見ているみたい。なんだか傘もささずにずっと空を見上げている少女みたいだ。淡くて小さな恋みたいに。最近、写真のテクニックばかり気にしていたので、今日の雨のように、静かな気持ちでシャッターを切る。私が写真に望むことは、見たままの美しさを伝えること。きれいに見せることじゃない。そのことを忘れないようにしよう。私もそっと雨空を見上げた。あの頃の小さな恋みたいに。

最後まで読んで下さってありがとうございます。大切なあなたの時間を使って共有できたこのひとときを、心から感謝いたします。 青木詠一